わたしが愛してやまない、静岡県のローカルフードといえば、「ウス茶糖」。
静岡県にお住まいの方なら、ご存じの方も多いのではないでしょうか。
うす茶糖とは?
「ウス茶糖」は、静岡県静岡市にある、創業1781年という老舗のお茶屋「竹茗堂」が発祥の飲み物です。
見た目は喫茶店でよく見かけるグリーンティ。
「ウス茶糖」は抹茶の香りとグラニュー糖の甘さのなかに、隠し味のシナモンが香ります。
名前に「うす」とついていますが、味が薄いってことではありません。
実は、抹茶には2種類あるそうで、
- 濃茶(こいちゃ):ドロドロっとした濃いお茶。お茶会では、ひとつのお椀で回し飲みをします。
- 薄茶(うすちゃ):一般的に「抹茶」と呼んでいるのは、こちらの薄茶。ひとりひとつのお椀で抹茶を点(た)てていただきます。
その薄茶と砂糖を混ぜて作るから「ウス茶糖」というんだそうです。
ちなみに、商標登録はされていないので、さまざまな会社が「ウス茶糖」を作っています。
ウス茶糖は、ケンミンショーでも紹介されたローカルフード
2018年8月23日放送の「秘密のケンミンSHOW」でも取り上げられました。
県外に住んでいたころ、「うす茶糖」が飲みたくなって、スーパーで「グリーンティ」を買い求めたのですが、やっぱりちょっと違う味。
ウス茶糖を売っているところはどこ?
「うす茶糖」は、静岡県内ではイオンや地元のスーパー、お茶屋さんなど、さまざまなところで見かけるほど一般的な飲み物ですが、他県ではあまり見かけません。
県外に住んでいる場合は、ネットショッピングで買うのがオススメです。
うす茶糖のおすすめレシピ
ホットで飲むなら「うす茶糖あられ」
ホットで飲むなら、断然「うす茶あられ」がオススメです。
熱いお湯でもおいしく飲めるように改良したのが「うす茶あられ」。
名前のとおり、あられが入っています。
牛乳で割ると、抹茶ラテ風
水のかわりに牛乳で割ると、抹茶ラテ風に。
水で割ったときよりも甘さが際立つので、お子さんにもオススメです。
かき氷シロップとして使う
「ウス茶糖」は抹茶と砂糖でできているので、かき氷との相性も抜群。
かき氷に、「ウス茶糖」をかけるだけで、かき氷シロップのかわりになります。
「ウス茶糖」を水で溶いたものを製氷機で凍らせて、それをかき氷機で削れば、より「ウス茶糖」の味が楽しめるかき氷もできちゃいます。
炭酸水で割って、お茶ソーダ
水のかわりに、無糖の炭酸水で割るとお茶味のソーダに。
「お茶味のソーダ?!」とイメージがつきにくいかもしれませんが、意外においしいですよ♪