昔は「花」といえば、「桜」ではなく、「梅」のことを指したと言われているほど、昔から日本人に馴染みの深い梅の花。
浜松市には、そんな梅の名所も数多く、いい香りで春の訪れを知らせてくれます。
今回は、浜松市・静岡県西部のおすすめの梅の名所をご紹介!
迫力のある木の形「大草山昇竜しだれ梅園」
浜名湖にほど近い大草山の中腹にある梅園。
近くには、「浜松市動物園」や「はままつフラワーパーク」、「舘山寺温泉」があります。
園内にある、350本の梅すべてがしだれ梅という、珍しい梅園です。
この園独自の、空に向かって昇る竜のような形の枝ぶりが特徴です。
足元には、クリスマスローズも植えられていて、梅の花とのコラボレーションも楽しめます。
枝がシャワーのように垂れる中を通り抜ける、梅のシャワートンネルも、写真撮影スポットとして人気ですよ!
住所 | 浜松市西区呉松町1511 |
営業期間 | 2月中旬から3月中旬まで |
料金 | 時期により変動。中学生以上 500円~700円 |
URL | 公式ホームページ(佐藤農園) |
歴史感じる梅のトンネル「長楽寺」
平安時代初期に弘法太子が建立したと言われる長楽寺。
客殿から200メートルほど北側にある本堂跡の方に行くと、石段に沿って梅の木が連なって、まるでトンネルみたい。
地域の方々によって手入れされている白梅は、いい香りを放って咲き誇ります。
本堂跡まで石段を登っていくと、浜名湖が眼下に広がります。
住所 | 浜松市北区細江町気賀7953−1 |
料金 | 拝観料300円(梅のトンネルは拝観料がかからないところにあります) |
URL | 公式ホームページ |
自然に囲まれた体験農園梅の杉山園
城ヶ峰を中心とする奥浜名湖地域の山並みを望む、のどかの場所にある梅園です。
元々は棚田だった土地に、梅の木を植えたのが始まりだそう。
今では南高梅など梅干しや梅ジュースなどに適した品種が植えられています。
梅の花の開花時期には、園内を自由に散策ができ、5月から6月には梅狩り体験ができます。
ゴールデンウィークが過ぎ、今年も梅狩りの季節がやってきました! 浜松市北区にある「梅の杉山園」では、お値打ち価格で梅狩りが楽しめます。 「梅の杉山園」のご主人オススメの、梅シロップや梅干しの作り方は、下の記事で紹介しています。 […]
住所 | 浜松市北区引佐町奥山1563−16 |
営業期間 | 2月上旬から3月上旬、10時から15時まで
※梅狩りは5月から6月 |
料金 | 無料(駐車場代200円がかかります) |
流水庭園としだれ梅「花の奥山高原」
湧水庭園や山の斜面を散策しながら、梅の花を楽しめます。
滝を背景に枝垂れ梅を鑑賞できる庭園は、撮影スポットとして一番人気。
早春には、スイセンやミスミソウなども見頃を迎えます。
住所 | 浜松市北区引佐町奥山堂の上1736-1 |
営業時間 | 10時から17時※火曜日と金曜日が定休日 |
料金 | 大人700円 |
URL | 公式ホームページ |
110品種の梅がそろう「浜松フラワーパーク」
早咲きや遅咲きを含む110品種300本があり、長期間梅の花を楽しめます。
住所 | 浜松市西区舘山寺町195 |
開園時間 | 時期によって変動あり。公式ホームページをチェック! |
料金 | 時期によって変動あり。公式ホームページをチェック! |
URL | 公式ホームページ |
磐田市「豊岡梅園」
約13haに及ぶ広大な斜面に、白梅を中心に梅の木約2000本が植えられています。
もともとは梅酒用の梅を生産することを目的としていましたが、次第に来園者が増えてきたことから、2月中旬~3月上旬の開花時期にあわせて一般公開されるようになりました。
遊歩道を歩けば、小高い山一面が紅白に染まる光景を楽しめます。
駐車場までの道は細く、開園時期には混雑するのですれ違うときには注意してくださいね。
園内の売店では、梅干や梅シロップ、梅ジャムなどを購入することができました!
住所 | 磐田市上野部1989−1 |
営業時間 | 9時〜16時 |
料金 | 大人500円、小・中学生100円 |
URL | 公式Facebook |