すわま|もっちりとしていておいしい、湖西市新居町のローカルお菓子

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湖西市新居町には、昔から、ひな祭りの季節になると「すわま」を食べる習慣があります。

湖西市新居町のローカル菓子「すわま」

昔から、新居町では3月3日の桃の節句に、あさりとわけぎのぬた、ハマグリのお吸い物、白酒、ひなあられなどと一緒に、「すわま」をお雛さまに備える習慣がありました。

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昔は家庭で作る、お母さんの味だったそうです。

最初に「すわま(すあま)」が作られたのは、鎌倉時代、京都の松寿軒がはじまりとされています。

名前の由来は、「洲浜(すはま)」といわれていて、これは波打った浜を表現した風紋のことです。

また、江戸時代には「すあま(素甘・寿甘)」が生まれ、縁起物としてお祝い事に使われました。

これが東海道をとおって新居町に伝わったのではないかと言われています。

正確に言うと、

  • 「すはま」:豆粉(すはま粉やきな粉など)に砂糖と水あめを加えてつくる和菓子
  • 「すあま」:上新粉に砂糖と湯を練り合わせ、蒸したもので、新居町のものに近い
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新居町のローカル菓子としての「すわま」は、明治のころにはすでにあったそうですよ。

「すわま」と「すあま」

スーパーなどでよく見かける、もちもちした「すあま」は、こんな感じのピンク色。

湖西市新居町のすわま

ところが、新居町の「すわま」は茶色。

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醤油の茶色でちょっと地味な色合いです。
スーパーで売っている「すあま」は、ころころ丸くて小ぶりなのに対して、新居町の「すわま」は小判型で大きく、みぞが3本あるのが特徴です。

「すわま」の作り方

すわまの材料は、

  • 米粉
  • 三温糖
  • しょうゆ
  • 片栗粉

とシンプルです。

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テレビせとうちさんで紹介された、「悦子おばあちゃんのすわま」のレシピを紹介します。

材料

  • 米粉 1キロ
  • 熱湯 1リットル
  • 片栗粉 適量
  • <みつ>
    三温糖 800グラム
    しょうゆ 200㏄
    水 300㏄
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ちょっと量が多いな…と思って、レシピサイトなどで調べてみたのですが、いわゆるピンク色の「すあま」のレシピとはちょっと違って、同じようなものが見つかりませんでした。

作り方

  1. 米粉をふるいにかけながらボウルに入れ、真ん中に穴を開けてドーナツ状にする。
  2. 鍋に三温糖、しょうゆ、水を入れて混ぜ合わせた後、強火で沸騰させる。
    沸騰したら焦げないように火を調整しつつ、とろみが出るまで10分程度さらに煮てみつを作る。
  3. ②を500cc、①の穴に流し込み、蜜と米粉が混ざったところで、熱湯を2回に分けて注ぎ、耳たぶくらいのかたさになるまで練る。
  4. ③を約100gずつ小判型の形にして、箸で2本線を生地の表面に作る。
  5. ④の表面についた片栗粉をハケで落としたら、10分程度蒸して完成。※かたくなったら、焼いて食べてもOK。

「すわま」を売っているお店

現在は季節限定で、湖西市新居町の和菓子屋さんで、それぞれの店舗の味の「すわま」を楽しむことができます。

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桃の節句が近づくと、近隣のスーパーにも、湖西市新居町のお菓子屋さんで作られた「すわま」が並ぶことがありますよ

卯月園

「新居関所」の最寄りで買うなら、「卯月園」さんで。

10月から5月の期間限定で販売されています。

住所 湖西市新居町新居1293

いさごや

新居町の町なみを散策中に買うなら、「いさごや」さん。

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湖西市新居町のいさごや
住所 湖西市新居町新居1494

まんじゅや

新居町のお祭り、「諏訪神社奉納煙火(遠州新居手筒花火)」をモチーフにした「花火野郎」も購入する予定なら、「まんじゅや」さん。

住所 湖西市新居町新居1529

おわりに

「すあま」とも「ういろう」とも、ちょっと違う、湖西市新居町のローカルお菓子「すわま」。

もちもちとした食感で、ほんのり香るしょうゆが、なつかしい味わいのお菓子です。

湖西市新居町を訪れたら、ぜひ食べてみてくださいね。

参考

生涯大学「海鳴(かいめい)学園」卒業研究 平成29年度「湖西市のおいしい食べ物」