こんにちは、pitsuです。
以前、「スケッチジャーナル」という手帳術を実践している方とお会いしました。
日々の出来事をポジティブに記録する手帳術が、とても魅力的でしたので紹介します。
スケッチジャーナルとは?
スケッチジャーナルは、手帳やノートに描く「絵日記」のことです。
SNSでは「手帳スケッチ」「手帳イラスト」なんかのタグで投稿されていることも多いですね。
手書きイラストを用いるだけでなく、コラージュや飾り文字など、いろいろな手法で表現します。
私がお会いした方は、旅の思い出や、子どもの成長記録をスケッチジャーナルにまとめていました。
スケッチジャーナルの効果
ハヤテノコウジさんの著書『スケッチジャーナル 自分の暮らしに「いいね!」する創作ノート』では、スケッチジャーナルの効果が3つ紹介されています。
実は、『スケッチジャーナル 自分の暮らしに「いいね!」する創作ノート』を読んで感銘を受けて、試しに1ヶ月ハヤテノコウジさん流スケッチジャーナルを実践してみたんです。
ここでは、私がスケッチジャーナルに挑戦したことで感じたことも含めて、スケッチジャーナルの効果をご紹介します。
自分が大切にしているものがわかる
スケッチジャーナルには何でも書きます。
- ペットのこと
- 外食の記録
- 読書の記録
- 趣味のこと
- 旅行の思い出
日々の記録を、限られたアナログの手帳に描いていきます。
手帳を書く時間もスペースも限られている中で、何を感じたのか、何を残したいと思ったのか。
「スケッチジャーナル」を続けていくと、自分は何を大切にしているのかがわかります。
自分の人生にいいね!を押す
スケッチジャーナルは、自分と向き合う手帳術です。
上手に描けただろうか
人に見せれるレベルだろうか
そんなことは考えず、自分の思いつくまま、自由に記録します。
すると、本当に自分の人生に大切なことが見えてきます。
そうやって、自分の人生に「いいね!」という感情を持つことで、自己肯定感が生まれます。
すると、他の人と比較しない自分が生まれます。
誰かと比較するのではなく、自分と向き合うことで、興味関心が広がり、関心が広がることで交友関係も増えていきます。
なんでもないことに幸せを感じる
毎日同じように暮らしている、という方も多いでしょう。
なんてことない毎日でも、継続して記録していくことで、見返したときに新しい発見が生まれるはずです。
こんな人にはちょっと不向きかも
メリットがたくさんあるスケッチジャーナルですが、こんな方には不向きかもしれません。
- 手帳には未来のことだけ記録したい
- 絵を描くことが嫌い(人と比べない手帳術なので、上手い下手は関係なしです)
スケッチジャーナルのやり方
用意するもの
スケッチジャーナルで最低限用意するものは紙とペンだけ。
あとは、日々の絵日記を描くマンスリーカレンダーがあればベスト。
ステップ1:毎日、心に残った出来事を3つ記録する
毎日起きた出来事の中で、できるだけ良い点を短い文章で3つ記録します。
嫌な出来事の中にも、良かった部分はきっとあるはず。
ステップ2:3つの中から1つ、マンスリーにイラストで書き込んでいく
出来事3つの中から、イラストで描けそうなことをひとつ選んで、マンスリーカレンダーのその日の部分を埋めます。
マンスリーカレンダーでスペースが不足する人は、ウィークリーカレンダーを使ってもOK。
ステップ3:1ヶ月分埋まったら見返してみる
1ヶ月全てがイラストで埋まると、なんだか達成感を感じます。
「いろいろあって面白かったなぁ」「ピンチだったけど、いい経験だった」「食べ物のことが多いな…」
発見することもきっと多いはず。
応用編:1日1ページや、ジャンルごとの記録に挑戦してみる
余力がある人は、1日1ページの手帳(ほぼ日手帳など)を使ったり、「食事」「読書」「子育て」など、ジャンルごとにノートを分けるのもアリ!
おすすめの道具
ロルバーンダイアリー
「ロルバーンダイアリー」には、
- マンスリーカレンダー
- 自由に使えるメモ
- ショップカードや写真などを保管しておけるポケット
- 価格も手頃
がついていて、はじめてスケッチジャーナルをはじめる人にはオススメのノートです。
ペン
ステッドラーのピグメントライナー6本セットは、ペン先0.05〜0.8mmの6種類。
描くイラストの細かさによって使い分けたり、線の強弱をつけたりするのに使いやすい。
参考書籍
本記事の執筆に当たっては、以下の書籍ほかを参考にさせていただきました。
本には、ハヤテノコウジさんのスケッチジャーナルの写真が豊富に掲載されていて、眺めるだけでも楽しい1冊になっていますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
おわりに
スケッチジャーナルの手法について紹介してきました。
ポイントは、
自分が楽しいと思えることを実践し、その記憶を蓄積すること。たとえ楽しい気分になれなくても、起きた出来事をなるべくポジティブに解釈して記録する
どうやったら自分がご機嫌になるのかがわかること
引用:ハヤテノコウジ『スケッチジャーナル 自分の暮らしに「いいね!」する創作ノート』