【1万円選書で話題】選書サービスとは?オススメ11選と、実際に利用してみた感想

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本との出会いが人生を変える

本が売れない時代

と言われながらも、毎年80,000冊というたくさんの新刊が発売されます。

でも、10才から80才まで毎日1冊読んでも25,000冊、一週間に一冊だとしたら、3,700冊ほどしか読めません。

どうせ全部の本が読めないのなら、「この本は合わなかったな」よりも、「この本を読めてよかった」と思いたいですよね。

今回は、そんなときに使えるプロが選んでくれる選書サービスを、オススメポイントとともに紹介します。

ぜひ、本選びの参考にしてみてくださいね。

 

選書サービスってなに?

選書サービスは、本屋さん(新書店・古書店)がアンケートなどをもとに、あなたにあった本を選んでくれるサービスです。

アンケート(メールや手書き、時には電話でするサービスもあります)の内容は様々で、年齢や好みの作家から、最近あったうれしいことなど、それぞれの本屋さんの特色が出る部分でもあります。

最近は、本屋さんだけでなく、読書家の人が個人で選書をするサービスも増えてきました。

選書サービスを利用する目的は

  • 自分では選ばない、新しいジャンルや本との出会いを楽しみたい
  • 本を読みたいけれど、何から読んだらいいかわからない
  • 本を買いに行く時間がない
  • 企業の福利厚生サービスとして
  • 施設に置く本を選んでほしい

など様々。

シオン
わたしは、選書サービスの何が送られてくるかわからないワクワクドキドキ感が、子どものときのクリスマスプレゼントみたいで楽しくて、よく利用しています。

選書サービスを選ぶときのポイント

とはいえ、たくさんの選書サービスがあり、年々増えているのも事実。

そこで、わたしが実際に選書サービスを利用するときに大切にしているポイントを4つご紹介します。

どんな本を読みたいか

選書サービスを選ぶ前に、自分がどんな本を読みたいか、考えてみることが大切です。

「歴史」「教養」「デザイン」「児童書・絵本」「小説」「エッセイ」「新書」「洋書」、など本にはたくさんのジャンルがありますが、選書サービスによっては取り扱う本のジャンルを限定しているサービスもありますので、事前に確認しておきましょう。

選書はリストだけ?発送まで対応か

選書サービスには、大きく分けると、

  1. あなたにあった本のリストを送ってくれる(本は送ってくれない)
  2. あなたにあった本を送ってくれる

の2つがあります。

「選書リストをもらって、改めて自分で買うかどうか悩みたい」という方は、選書リストのみ送ってもらう選書サービスの方が格安で済みます。

反対に、

「本屋に行く時間がない」「全然知らない本と出会うドキドキを楽しみたい」という方は、本を送ってくれるサービスを選びましょう。

シオン

本を送ってくれるサービスの方が、選書サービスのメリットを活かせると思うのでオススメですが、「選書サービスを使うか迷っている」という方はとりあえず選書リストをもらうことからはじめてみるのもいいですね。

選書リストは事前に確認できるか

選書サービスは、

  1. 選書リストを作成後、すでに読んだことのある本や持っている本が含まれている場合は、選書をやり直してくれる
  2. 「すでに読んだことがある」「同じ本を持っている」「年齢や好みに合わない」などでの返品などには対応していない

の2つに分かれます。

「読んだことがある本は一切不要」という方は、「1」のタイプの選書サービスを選びましょう。

「2」のタイプの選書サービスは、「読んだことがある本とかぶってしまう」というデメリットがあります。

シオン
でも、読んだことがある本が届いたとき、「この本は自分にとってピッタリの本なんだな」と運命みたいなものを感じて一生手放せない本になるので、それはそれで楽しいですよ。

予算と本が届くまでの日数

  • どんな風にカウンセリングをするのか
  • どれくらいで本が手元に届くのか
  • 料金はどれくらいかかるのか
  • 何冊の本が送られてくるのか

などは、選書サービスによってさまざまな種類があります。

シオン
年1冊しか読まない人が、10冊選書してくれる読書サービスを使っても、本を持て余してしまう可能性が高いですし、すぐに本を読みたい人が時間がかかる選書サービスを利用すると、「届いた頃には読書欲が薄まっていた…」なんてことにならないように、予算や本が届くまでの日数はきちんと確認しておきましょう。

【まとめ】選書サービス

それでは早速、選書サービスをご紹介していきます。

料金や内容、おすすめポイントもまとめましたので、選書サービスを選ぶときの参考にしてみてくださいね。

ブックカルテ

ブックカルテ

「本屋さんに選書してほしいけど、どの本屋さんに頼むのがいいのかわからない…」という人にオススメなのが、選書サービス「ブックカルテ」です。

ブックカルテには、全国25以上の書店が登録していて、「売れている本」ではなく「あなたに合った本」を選書してくれます。

利用方法は、

  1. 小説、エッセイ、漫画、ラノベ、絵本、デザイン・アートなどから自分が読みたいジャンルを選ぶ
  2. 「ワクワク」「笑える」「切ない」など、気持ちを選ぶ
  3. 書店員さんの得意なジャンルをもとに、本を選んでほしい人を決める
  4. 「印象に残っている本」「本を選ぶときの基準」「1ヶ月に読む冊数」「家族構成」「人生でうれしかったこと」などをカルテに入力
  5. 支払い
  6. 選書リストが送られてきたら、読んだことのある本が含まれていないか確認
  7. 本が届く

「ブックカルテ」の特徴は、「選書してもらう権利」をギフトとしてプレゼントできることです。

シオン
わたしは出産祝いに「ブックカルテ」をプレゼントしてもらいました!
産後すぐの赤ちゃんを連れて本屋には行けないし、育児の合間のリラックスタイムに読書をしたかったので、とても嬉しかったです。
料金は、送料・選書料込みで税込12,500円。約1万円分の書籍が届きます。

ブックカルテにアクセス

ヨンデミーオンライン

ヨンデミーオンライン

現役の東大生が「子どもに読書を好きになってもらうこと」を目指して開発したオンラインサービス「ヨンデミーオンライン」。

その特徴は、なんといっても「AIが本を選んでくれる」ことです。

子ども一人ひとりの好みや読む力に合わせた本をAIの「ヨンデミー先生」がセレクト。

シオン
チャット形式のヒアリングや、もっと本を読みたくなるゲーム感覚の機能がついているので、お恥ずかしながら今までYouTubeばかり見ていた息子も、新しい本の出会いを楽しめるようになりました!
月額2,980円で初月は無料。おすすめされる本の冊数は制限がありません。
本自体が届くわけではないので、本屋で買ったり図書館で借りたりする必要があるんですが、息子は「届いた本を必ず読むとは限らない」タイプなのでむしろ嬉しい!
本屋さんや図書館で「あ。これ、ヨンデミー先生がオススメしてた本だね」という親子の会話も増えて、ヨンデミーオンライン様様の我が家です。

ヨンデミーオンラインにアクセス

つまずく本屋ホォル「新刊定期便」

つまずく本屋ホォル

埼玉県川越市にある、「つまずく本屋ホォル」の店主さんがセレクトした新刊を自宅に届けてくれるサービスです。

料金は、月額1,500円と月額3,000円の2種類

小説、美術書、漫画、エッセイといったジャンルの中から、何が届くのかは届いてからのお楽しみ。

本には、店主さんの解説付きです。

つまずく本屋ホォルにアクセス

文喫

文喫

入場料がある本屋さんとして話題の、本屋さん「文喫」。

読んでみたい内容や知りたい情報を伝えると、「文喫」のスタッフさんがテーマに沿った本を選んで送ってくれます。

料金はちょっとお高め、22,000円~44,000円。

インターネットで申し込んだ後、オンラインでヒアリングシートに入力します。

書籍のジャンルや、1冊あたりの金額の目安、選書のテーマとその理由、普段の読書などについて回答します。

希望があれば、スタッフさんと直接電話でやりとりをすることも可能。

ヒアリングシートの内容に沿って、スタッフさん複数名がそれぞれの得意分野で選書をしてくれます。

選書した本といっしょに、スタッフさんからの直筆の手紙や、それぞれの本についてのコメントが書かれたしおり(なんと、これも手書きなんです!)が同封されていて、箱を開ける前からワクワクが止まりません。

「ちょっと高いな~」という方は、店頭受取なら5,500円で選書をしてくれるので、用事があるついでに寄ってみてはいかがでしょうか。

そのほかにも、「子どもの頃に戻れる本」や「悲しみに寄り添う本」など、テーマに合わせた本を送ってくれるサービスもあります。(こちらは5,000円くらいから)

文喫にアクセス

いわた書店「一万円選書」

2018年にプロフェッショナルで特集され、読書好きの間で一躍話題となった「1万円選書」の生みの親が、いわた書店さんです。

人気すぎて、現在は1年に1回(秋ごろ)に募集受付をし、月に1度応募者全員を対象に抽選をした上で、当選した方にはメールで連絡が来るそうです。

シオン
応募しているのですが、なかなか当たりません…いつか当たるまで応募し続けたい、あこがれの選書サービスです。
また、最近では、いわた書店のスタッフ「いわたまさん」が選書してくれるサービスもスタートしました。
  • いわたま選書:いわたまさんと電話でお話したあとに選書してくれるサービス。料金は書籍代と送料のみ。
  • いわまた選書ギフト:「贈りたい相手」のことをいわたまさんがヒアリングした上で、選書してくれます。送料込1万円。
  • いわたまカルテ:オンラインでカルテに記入すると、いわたまさんが選書してくれます。

選書後はメールでリストが届いて、すでに読んだことのある本は省いてくれるので、選書サービスの利用がはじめてという方でも利用しやすいサービスになっていると思います。

いわた書店にアクセス

SNOW SHOVELING(スノウショベリング) 「レコメン堂 ONLINE」

スノーショベリング

駒沢の本屋&ギャラリー「SNOW SHOVELING(スノウショベリング)」。

古書から新本、洋書、ZINEまで、オーナーの中村秀一さんが選び抜いた書籍をジャンルを問わず取り揃えています。

こちらの選書サービスはいたって簡単。

店主の中村秀一さんと、TV電話で10分ほどちょっとした世間話をするだけ。

そのあと中村さんが、その人にぴったりな1冊の本を選んで自宅に届けてくれます。

お値段は、カウンセリング、書籍代、送料込みで1,900円と、はじめての方でも挑戦しやすい内容です。

スノウショベリングにアクセス

双子のライオン堂 「本棚からの便り」

双子のライオン堂

「あなたの過去の読書傾向と本棚の写真を“読んで”、いつか必要になるであろう本」を届けてくれます。

「本棚からの便り」の最大の特徴は、アンケートと自宅の本棚の写真から、「いつか合いそうで、かつ本屋さんに行っても普段は手に取らなそうな本」を届けてくれることです。

シオン
気分にあった本やすぐに効く本が届くわけではないところが面白いですね。

料金は、3ヶ月で13,200円

毎月「半年以内に発刊された新品の本」と「既刊の新品の本」が1〜2冊、3ヶ月にわたって届きます。

新しいジャンルや世界と出会うきっかけがほしい人

いつか出会うかも知れないけど
なかなか手を伸ばすことのないような本と出会いたい人

にオススメです。

双子のライオン堂にアクセス

にこにこ書店「にこにこ絵本のお届け便」

にこにこ書店

東京都目白にある、絵本専門店「にこにこ書店」。

赤ちゃんや子どもだけでなく、保育士さんや幼稚園の先生、お孫さんをもつシニアの方々も利用される、絵本屋さんです。

選書のコースは3つ。

  1. 「お好きな絵本を選書」コース:電話やメールでヒアリング後、欲しい絵本やお好みの絵本を選書し、希望の冊数を届けてくれる。
  2. 「月に一度」コース:月に一度15分ほど電話にてヒアリング後、「今月の絵本」を希望の冊数届けてくれる
  3. 「年4回(春夏秋冬)」コース:3ヶ月に一度15分ほど電話にてヒアリング後、「季節の絵本」を希望の冊数届けてくれる

選書料が無料なのも、うれしいですね。

選書の事例は、こちらから見ることができます。

> にこにこ絵本のお届け便の選書例

にこにこ書店にアクセス

ココナラ

cocobala

スキルのマーケット「ココナラ」では、個人の読書家が、選書サービスを提供しています。

価格は500円〜1,500円ほどとリーズナブル。

ココナラでは、直接本が届くのではなく、おすすめの本の選書リストを送ってくれるというものがほとんどです。

選書リストをもらってから、改めて購入するかどうか吟味したい

クチコミを参考にして、選書サービスを選びたい

という人にはぴったりのサービスです。

ココナラにアクセス

働く女性のための選書サービス 季節の本屋さん

季節の本屋さん

仕事のために本で知識を得たい

リラックスタイムに読書を楽しみたい

でも、何を読めばいいのかわからない

季節の本屋さんは、そんな働く女性限定の選書サービスです。

ナカセコエミコさんが、実用書・エッセイ・ビジネス本・絵本などを中心に、季節や時代にあった

「気持ちが前向きになる本」
「知識や知恵を得られる本」
「心が優しく、穏やかになる本」
「眺めることで気分転換になる本」

を選んで送ってくれます。

料金は、

  1. その月や季節ごとのテーマに沿った本2冊 1731円~2750円
  2. 毎月おすすめの本が2冊届く定期便 1629円~2597円
    ※それぞれ別途送料500円程度

注意点は、

  • 「すでに読んだことがある」「同じ本を持っている」「年齢や好みに合わない」などの理由での返金・交換などは受け付けていないこと
  • アンケートやヒアリングをもとにした選書ではなく、あくまでナカセコエミコさんが季節に合わせて選んだ本のセットであること

です。

ネットショップでは、読書にあう季節のアロマや雑貨も販売されていて、読書好きの方は眺めているだけでも楽しめますよ。

季節の本屋さんにアクセス

草叢BOOKS「HOBO LIBRARY」

HOBOLIBRARY

「お得な値段の中古本でとにかくたくさん読みたい」

そんな方にオススメの選書サービスが、草叢BOOKS HOBO LIBRARY。

草叢BOOKSは、暮らしを彩る新しいモノとの出会いや、 カフェで過ごす豊かな時間、 お店で出会う人とのつながりやコミュニティを通して、 自分らしく豊かなライフスタイルを提案してくれる、新業態の書店です。

年齢や好きな本、どんなテーマの本が読みたいか(春らしい本、入院している友達へ、おすすめ新人作家、昭和の作家など)のアンケートに記入すると、あなたにあった本を選んで送ってくれます。

選書した本のリストが送られるので、手元の本と重複がないか事前に確認することができます

コースは4種類。

  • 5,000円コース(3,500円分くらいの本)
  • 7,000円コース(5,500円分くらいの本)
  • 10,000円コース(8,000円分くらいの本)
  • 12,000円コース(9,500円分くらいの本)

古本だけでなく、新本のみだけの選書にも対応してくれているので、古本に抵抗がある方でも安心して利用することができます。

選書例を事前に確認したいという方は、以下のページから見ることができますので、参考にしてみてくださいね。

> 草叢BOOKS HOBO LIBRARYの選書例

草叢BOOKSにアクセス

れんげ選書

れんげ選書

有名な選書サービスは利用したことがある、という方には、個人がやっている選書サービスもオススメです。

「れんげ選書」は、ブログ「れんげの本棚」を運営している小柳れんげさんが提供している選書サービスです。

れんげ選書のヒアリングは、「じっくりヒアリング(所要時間40分程度)」と「お手軽ヒアリング(所要時間10分程度)」に分かれていて、気軽に申し込めるのが魅力です。

価格は、

  • 選書サブスク 3,000円 税込/月額 ※3ヶ月以上~
  • 一回選書 10,000円 税込
  • お試し一冊 2,000円 税込 ※ブログやSNSで紹介できる方

の3種類。

シオン
個人の人に選書してもらうって、不安だな~と思っていたのですが、利用してみたら運命の本と出会うことができて大満足のサービスでした!
詳しいれんげ選書のレビューは、以下の記事にまとめていますので、参考にしてみてくださいね。
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れんげの本棚にアクセス

そのほかの選書サービス

現在休止中の本屋さん
・庭文庫 選書サービス

残念ながら、閉店してしまった本屋さん
・ほんのみせ コトノハ「 選書サービス」(東京都国立市)

選書サービス以外で、自分に合う本を探す

「選書サービスは有料だからちょっとハードルが高い」

という方は、有名人やブックランキング、書評をもとに本を探してみるのもオススメです。

普段自分だったら絶対に選ばない本も、誰かのおすすめなら、選びやすいですね。

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おわりに

選書サービスを使ってみると、どれも書店で手に取ったとこがない作品ばかりで、この機会がなければ一生読むことがなかったかもしれないという本当の出会いがたくさんあります。

わたした選書サービスを使ってみて感じた1番の良さは、

申し込むとき、選書リストをもらったとき、本が届いて箱を開けるとき、本を読む時…

楽しみがずっと続くことです。

選書サービスに申し込むときには、自分の今までの読書遍歴を振り返るきっかけになります。

本を受け取るときは、自分で本を買うときとはまた違ったワクワクがあります。

「何を読んだらいいかわからない」

「自分に合った本が知りたい」

と悩んでいる方は、ぜひ選書サービスを利用して、読書の幅を広げてみてくださいね。