ほんのり淡いピンク色の「さくら棒」。
直径5センチほど、長くて少し力を入れただけで折れてしまいそうな「さくら棒」は、今ではサービスエリアなどでも売られています。
ほんのり甘い砂糖の味。
砂糖が白く固まったところをかじると、「かりっ」としていてよりおいしい。
京都で過ごした大学時代、そんな思い出を胸に、「久しぶりに麩菓子を食べたいな~」と思ってスーパーに行くと、並んでいたのはこげ茶色の黒糖のお菓子。
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な、な、な、なんじゃこりゃ~!と驚きました。
県外でいう「麩菓子」とは、黒砂糖を塗ったものがほとんどで、白砂糖を塗って甘みをつけるピンク色の麩菓子は静岡独自のものらしいのです。
ふわふわサクサク、砂糖が固まったところのカリッとした歯ごたえが楽しい「さくら棒」。
静岡に来た際は、ぜひ味わってみてくださいね。
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