王様のブランチは、TBSで毎週土曜日9時30分~14時に放送される人気の情報番組です。
2022年1月15日「王様のブランチ」のブックコーナー
ブックコーナーでは、石井亮次「ゴゴスマ石井のなぜか得する話し方―誰からも好かれる会話のコツ」、南原詠さんの「特許やぶりの女王 弁理士・大鳳未来」が紹介されました。
昼間の情報番組「ゴゴスマ」の司会を担当する石井さんが登場。
「ゴゴスマ石井の なぜか得する話し方 誰からも好かれる会話のコツ」を紹介しました。
別れ際にさりげなくひとりごとほめは前田敦子さんから学んだそうです。
特集では、新たな才能を発掘する文学賞「このミステリーがすごい!」の大賞受賞作を紹介。
今回で20回目となった大賞作は「特許やぶりの女王 弁理士・大鳳未来」。
著者の南原さん自身も弁理士で、小説を書いたきっかけについて聞かれると「弁理士になるための試験勉強をしている時に下町ロケットが話題になっていた。この本で特許の話が出てきて、ひょっとしたら深めの法律論争を面白く分かりやすく書くことができたら、新しい物語になると思った」などとコメントしていました。
第20回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作は、現役弁理士が描く企業ミステリーです! 特許権をタテに企業から巨額の賠償金をせしめていた凄腕の女性弁理士・大鳳未来が、「特許侵害を警告された企業を守る」ことを専門とする特許法律事務所を立ち上げた。今回のクライアントは、映像技術の特許権侵害を警告され活動停止を迫られる人気VTuber・天ノ川トリィ。未来はさまざまな企業の思惑が絡んでいることに気付き、そして、いちかばちかの秘策に……!
2022年1月15日のブックランキング
今週のBOOKランキング「文芸ランキング TOP10」はこちらです。
1位:逢坂冬馬『同志少女よ、敵を撃て』
第1位は、逢坂冬馬『同志少女よ、敵を撃て』でした。
1942年、独ソ戦のさなか、モスクワ近郊の村に住む狩りの名手セラフィマの暮らしは、ドイツ軍の襲撃により突如奪われる。母を殺され、復讐を誓った彼女は、女性狙撃小隊の一員となりスターリングラードの前線へ──。第11回アガサ・クリスティー賞大賞受賞作。
2位以下のランキングはこちら
2位は有栖川有栖「捜査線上の夕映え」。
犯罪社会学者が推理作家と共に難事件に挑む火村シリーズ第27弾です。
3位は遠野遥の性と超能力をテーマにした学園小説「教育」。
4位は南原詠「特許やぶりの女王 弁理士・大鳳未来」。
特許の専門家・弁理士の活躍を描いたリーガルミステリー。
5位は金原ひとみ「ミーツ・ザ・ワールド」。
婚活を始めた腐女子の由嘉里(27)。人生2度目の合コンも散々な結果で酔いつぶれていた。そんな由嘉里を助けてくれたのはキャバ嬢のライ。ままならない2人はいびつな共同生活をスタート。その中でたどり着いた本当の”生きる意味”とは。
6位は吉本ばなな「ミトンとふびん」。
結婚に反対する母を突然亡くした娘や、夫から「好きな人ができた」と言われ別れることを選んだ妻の話など、喪失を抱えながらも生きていく人たちの6つの物語が収録されています。
2位 | 捜査線上の夕映え |
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有栖川有栖/文藝春秋 | |
3位 | 教育 |
遠野遥/河出書房新社 | |
4位 | 特許やぶりの女王 弁理士・大鳳未来 |
南原詠/宝島社 | |
5位 | ミーツ・ザ・ワールド |
金原ひとみ/集英社 | |
6位 | ミトンとふびん |
吉本ばなな/新潮社 | |
7位 | 三体 |
劉慈欣(著) 立原透耶(監修) 大森 望(訳) 光吉さくら(訳) ワン チャイ(訳)/早川書房 |
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8位 | 黒牢城 |
米澤穂信/KADOKAWA | |
9位 | NHKテキスト 100分de名著 金子みすゞ詩集 2022年1月 |
松本侑子/NHK出版 | |
10位 | ルポ路上生活 |
國友公司/ KADOKAWA |