【2022年1月8日】王様のブランチで紹介した本とブックランキング

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王様のブランチは、TBSで毎週土曜日9時30分~14時に放送される人気の情報番組です。

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書評媒体で影響力があると言われている「王様のブランチ」。見逃せませんね。
今回は、放送を見逃した方向けに、王様のブランチで紹介された本とブックランキングを紹介します。
※過去にブックコーナーで紹介された本は、「2022年「王様のブランチ」ブックコーナーで紹介された本一覧」で紹介しています。

2022年 BOOK NEWS速報

ブックコーナーでは、2022年 BOOK NEWS速報が報じられました。

辻村深月『闇祓』

辻村深月さんは去年はコロナ禍の日本を描いた短編「Day to Day」や、記憶をテーマにした「琥珀の夏」などを執筆し、「闇祓」では大友花恋さんと対談しました。

「闇祓」は原野澪の学校に不気味な男子・白石要が転向してきたことから始まる不穏な物語。

一方的に自分の都合や思いを押しつける闇ハラを描いています。

辻村さんの2022年はビッグプロジェクトからスタート。

島本理生さん、宮部みゆきさん、森絵都さんらも参加した「はじめての」が来月発売。

「はじめて」をモチーフにした4つの物語を収録しています。

辻村さんが手掛けたのがはじめて家でした時に読む物語「ユーレイ」。

片道分の切符を書い電車に乗った「私」は車窓からの夜の海に惹かれ小さな駅に降り立った。

「私」がふと目を引かれたのが花束で、「手向けられたものだろうか?」と考えると、突然現れた裸足の少女。不思議な出会いが「私」にもたらすかけがえのない時間と奇跡を描く。

辻村さんの短編も含め各作家が紡ぐ「はじめて」の物語は小説を音楽にするYOASOBIによって楽曲化されることが発表されています。

宇佐見りん『推し、燃ゆ』

宇佐見りんさんの「推し、燃ゆ」は去年の年間ランキングで1位を獲得。
芥川賞受賞時の宇佐美さんは21歳で、綿矢りささん、金原ひとみさんに次ぐ若さ。
番組ではそんな宇佐美さんを芥川賞発表翌日に取材しました。
「推し、燃ゆ」はネットで炎上した男性アイドルを推す女子高生の物語で、学校や家族にもなじめないあかりが生きがいとしていたのがアイドルグループ「まざま座」の推しメンバー・上野真幸。
しかし上野が起こした炎上事件を堺にあかりも生きづらさが加速。「肉体の重さ」がテーマで、スムーズに生活することがままならない苦しみをどうにか推しがいることで日々生活していく。
前々から宇佐美さんはままならない現実をテーマに小説を書きたかったといいます。
そんな宇佐美さんの最新作である「くるまの娘」はかつて車中泊をしながらよく旅をしていた一家は祖母の葬儀をきっかけに久しぶりの旅へ。
懐かしい思い出の道を辿る中で思い浮かぶ家族のままならなさ、人間関係の在り方を問い直す一作となっています。

浅倉秋成『六人の嘘つきな大学生』

IT企業の最終選考に残った6人の就活生のもとに届けられた告発文の中身とは?採用されるのは誰なのか?伏線が張り巡らされた心理戦が始まる。
現在浅倉さんは漫画の原作にも挑戦しており、「ショーハショーテン!」は作画を「ヒカルの碁」「DEATH NOTE」「バクマン。」など多くの名作を手掛けてきた小畑健さんが手掛けます。
主人公の四十万畦道は引っ越していく女の子に最後に面白い話をしてと言われるが何もできなかったことを悔やんでいた。
それから2年、畦道はその悔しさをばねにエブリデイしじみというラジオネームでラジオやテレビにネタを投稿。
日本一面白い高校生と呼ばれていた。
そんな中、畦道は同級生の東方太陽と出会う。
彼は亡くなった元相方の夢を引き継ぎ賞レース二冠を目指している。
東方の熱意に押されコンビを結成。
あの時の彼女に「面白い話」ができる自分になれる日を目指している。
浅倉さんは小説では書ききれない部分があると感じていて、漫画でいつかできないかと思いを抱いていたところ、こうした運命に巡り会えたのだと語っています。

町田そのこ『52ヘルツのクジラたち』

2021年本屋大賞を受賞した町田そのこ。受賞作「52ヘルツのクジラたち」は43万部突破。
受賞後第一作となる「星を掬う」のテーマは「すれ違う母と娘の物語」。
元夫から執拗に暴力を受けていた千鶴、身も心もボロボロになりある一軒家に逃げ込むとそこには自分を捨てた母聖子がいた。
拾の娘を捨てたのになぜ他人と暮らしているのか、若年性認知症の母もまた薄れていく記憶の中で葛藤していた、なぜ娘に向き合うことができなかったのか。
リポーター小林麗菜は読み終わって真っ先に母に連絡をした。
町田そのこも家族に連絡してみようとか声をかけてみようとかそう思ってくれるといいと願っていたという。
そう語る町田そのこ最新作は心あたたまる家族小説「宙ごはん」。
5歳の宙には一緒に住む”ママ”と離れて暮らす”お母さん”がいて「さいこーにしあわせ」だった。
しかしママが海外に行くことになりお母さんと暮らすことになった。
お母さんはイラストレーターとして活躍しているが子育ては苦手。
宙のお腹と心を満たしてくれたのはお母さんの後輩佐伯がつくるふわふわのパンケーキ。
宙を笑顔にしてくれたパンケーキのレシピと共に成長する彼女が笑顔にする人とは。
作者は「食卓で交わすささいなやり取りは、ひとを温かく育む。そういう思いで描いたら、とても優しい物語になりました」とコメントしています。

第166回 芥川賞 直木賞 再来週発表!候補作をチェック

芥川賞は5作品ノミネート、3人が初の候補入り。
直木賞も5作品、時代小説からミステリーまで幅広いラインナップ。
初ノミネートの「同志少女よ、敵を撃て」は逢坂冬馬デビュー作。
アガサ・クリスティー賞大賞の選考委員全員が満点という史上初の快挙。
第二次世界大戦下、ソ連軍のスナイパー舞台に入隊した少女の成長と過酷な日々を描く。
彩瀬まるの「新しい星」は男女4人の悲しみと再生を描いた物語。
今村翔吾「塞王の盾」は大津城を舞台に石垣職人と鉄砲職人の対決を描く壮大な仙石小説。
柚月裕子「ミカエルの鼓動」、作者は「何をもって生きるというのか、命をめぐる物語を書いてみたい」とかたった。
米澤穂信「黒牢城」もノミネート。山田風太郎賞と四大ミステリーランキング合わせ5冠の快挙を達成した戦国ミステリー。織田信長に反旗を翻して有岡城に立てこもった荒木村重、城内で起きる難事件に悩まされていた、協力を仰いだのは幽閉していた軍師黒田官兵衛、戦と推理に挑む両者の企みとは。
芥川賞・直木賞は1月19日に発表です。

<去年の王様のブランチ

次の週の王様のブランチ

 

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