【2021年12月18日】王様のブランチで紹介された本とブックランキング

2021年王様のブランチで紹介された本一覧

王様のブランチは、TBSで毎週土曜日9時30分~14時に放送される人気の情報番組です。

シオン
書評媒体で影響力があると言われている「王様のブランチ」。見逃せませんね。
今回は、放送を見逃した方向けに、王様のブランチで紹介された本とブックランキングを紹介します。
※過去にブックコーナーで紹介された本は、「2021年「王様のブランチ」ブックコーナーで紹介された本一覧」で紹介しています。

 

2021年12月18日「王様のブランチ」のブックコーナー

ブックコーナーでは、市川海老蔵『すぐそばにある。』と彩瀬まる『新しい星』が紹介されました。

『すぐそばにある。 働きすぎのパパのおはなし』という初の絵本を発売した海老蔵さん。
初の絵本発売とあって、制作のきっかけについて「子どもたちと一緒に何か作る、となったときに、絵本はとてもいいんじゃないか、ということはあった。」とのこと。
原案は、海老蔵さんの2人のお子さんが、忙しいお父さんを見てイメージした物語だそう。
その内容は、或る日、夜遅くまで働く”お父さん”のパソコンに「遊びますか?」という問いかけが。
思わず「はい」をクリックすると、何と真っ逆さまに落ちていき、子供の姿へと変身、さらに鬼の口の形をした謎の入り口に吸い込まれてしまう。するとそこは鬼たちが住む世界、捕まり鬼のうちへ連れて行かれ、食べられちゃうのかと思ったら何と、鬼は怖くなく、ごちそうしてくれ、さらに一緒に遊んでくれた。
けれどどんなに遊んでいても何故か寂しい”僕”、その時、忙しさに追われ見失っていた、すぐそばにある本当に大切なものに気づくのであった。
海老蔵さんは「鬼に怖い印象はある、ただ誰も会ったことも見たこともない、でも実は、自分たちよりも楽しんで、自分たちよりも自由で奔放で平和だったりする、仕事とそれは似ている。仕事はしなくちゃいけない、鬼は怖い、いや仕事はしなくたって生きていけるならしない、鬼は怖くない、そういうところが一応、二重構成になっている。」と話されていました。
本当に大切なものは、すぐ目の前にあった――。
働き方、生き方、家族のあり方etc.コロナ禍でさまざまな価値観が大きく変わった今だからこそ伝えたいこととは。十一代 市川海老蔵の思いが詰まったメッセージ絵本。

第166回直木賞候補作である、彩瀬まるさんの『新しい星』。
作者の彩瀬さんは、テーマやどんでん返しなどの驚いてもらうしかけをあえて取っ払い、力まず自然体でかける小説を模索したそう。
物語の冒頭はリビングで横たわっていた青子から始まります。
青子は結婚から先の人生も道は真っ直ぐに続いていくと信じていたが、生まれたての我が子を亡くし、それが原因で夫とも離婚した。
そんなある日、青子は大学時代の部活動の仲間と再会した。30代となったかつての仲間もうまくいかない人生を過ごしていた。
昔から真面目で優しい玄也は上司からのパワハラが原因で会社を辞め、実家の部屋から出られない状態に、ムードメーカーの卓馬は新型のウイルスが原因で妻と子供と別居しており、5歳の娘がいるしっかり者の茅乃は乳がんを患い手術したばかりだった。
4人はそれぞれ抱えた問題を分け合い、乗り越えるヒントを見つける。
物語のラストには4人に同じ悲しみが降りかかるが、悲しみの先にある再生を今作では描いていると紹介されていました。

直木賞候補作、高校生直木賞受賞作『くちなし』から4年――

私たちは一人じゃない。これからもずっと、ずっと

愛するものの喪失と再生を描く、感動の物語

幸せな恋愛、結婚だった。これからも幸せな出産、子育てが続く……はずだった。順風満帆に「普通」の幸福を謳歌していた森崎青子に訪れた思いがけない転機――娘の死から、彼女の人生は暗転した。離婚、職場での理不尽、「普通」からはみ出した者への周囲の無理解。「再生」を期し、もがけばもがくほど、亡くした者への愛は溢れ、「普通」は遠ざかり……。(表題作「新しい星」)

2021年12月18日のブックランキング

今週のBOOKランキング「総合ランキング TOP10」はこちらです。

1位:『#全力48!!!!フォーエイトOFFICIAL FANBOOK』

第1位は、チャンネル登録者数170万人超、8人組YouTuber・48-フォーエイト初の公式ブック『#全力48!!!! フォーエイト OFFICIAL FANBOOK』でした。

2位以下のランキングはこちら

番組内で、注目されたのは第9位『このミステリーがすごい! 2022年版』。

今年の”このミス”1位に輝いたのは、本格ミステリーと歴史小説を融合した米澤穂信の『黒牢城』。

織田信長を裏切った荒木村重は有岡城に籠城、そんな中、城内で不可解な殺人事件が起こる。行き詰まった村重が助けを求めたのは、幽閉していた織田方の軍師・黒田官兵衛だった。その裏にある両者の企みとは。

『黒牢城』は史上初、4大ミステリーランキング全てで1位を獲得、さらに昨日発表された「第166回直木賞」にもノミネートされました。受賞作発表は来年1月19日です。

第3位には、”第3のバナナマン”と呼ばれる放送作家・オークラ初の自伝『自意識とコメディの日々』がランクイン。

放送作家として「バナナサンド」など数多くの人気番組を手掛けるオークラ、その一方で20年以上、バナナマンや東京03などのブレーンとして、コントづくりを支えてきた影の立役者でもあります。

今作はそんなオークラが、人気芸人と共に駆け抜けてきた青春の日々を綴った1冊です。

表紙のイラストも書いたバナナマンの設楽統さんは「あの頃が間違いなく、自分たちの”お笑いの青春”で、それがあったから今がある」とコメントしています。

第4位は湘南乃風・SHOCK EYEの”運気が上がる写真集”、『待ち受けにしたくなる』。

歩くパワースポットと呼ばれ、その写真を待ち受け画面にすると運気が上がる、と話題のSHOCK。

そんな彼のライフワークは全国各地の神社をめぐり写真を撮ること。

今作はその中から、待ち受けにしたくなる48枚の写真を厳選、さらに特典として、すべての画像をダウンロードできるQRコードがついています。

第5位は『今日こそ自分を甘やかす』。日々頑張りすぎてしまう人の心を楽にする46のヒントが収録されています。

2位 左遷社長の逆襲
酒巻久/朝日新聞出版
3位 自意識とコメディの日々
オークラ/太田出版
4位 待ち受けにしたくなる
湘南乃風 SHOCK EYE/講談社
5位 今日こそ自分を甘やかす
根本裕幸/大和書房
6位 わたしの美しい庭
凪良ゆう/ポプラ社
7位 ナナメの夕暮れ
若林正恭/文藝春秋
8位 愛じゃないならこれは何
斜線堂有紀/集英社
9位 このミステリーがすごい!2022年版
宝島社
10位 同志少女よ、敵を撃て
逢坂冬馬/早川書房

 

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