王様のブランチは、TBSで毎週土曜日9時30分~14時に放送される人気の情報番組です。
書評媒体で影響力があると言われている「王様のブランチ」。見逃せませんね。
今回は、放送を見逃した方向けに、王様のブランチで紹介された本とブックランキングを紹介します。
2021年10月30日「王様のブランチ」のブックコーナー
ブックコーナーでは、町田そのこさんの『星を掬う』が紹介されました。
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過去にブックコーナーで紹介された本は、「2021年「王様のブランチ」ブックコーナーで紹介された本一覧」で紹介しています。
2021年10月30日のブックランキング
今週のBOOKランキング「文芸ランキング TOP10」はこちらです。
1位:西加奈子『夜が明ける』
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ニュースでもよく耳にする若者の貧困問題。
不況やコロナ禍の影響か、そういったニュースが年々増えている気がします。
当たり前に生活できていることがどれだけ幸せなのか。
苦しいときこそ周りを頼って生きていくことの大切さ。
そんなことを考えさせられる本でした。
日本が直面している現実をこれでもか!というほど詰め込んだ重いテーマですが、最後はちょっと救われます。
「10月23日の王様のブランチのブックコーナー」で紹介された本でした。
直木賞作家が5年間苦しみ抜いて到達した祈り。再生と救済の長篇小説。思春期から33歳になるまでの男同士の友情と成長、そして変わりゆく日々を生きる奇跡。まだ光は見えない。それでも僕たちは、夜明けを求めて歩き出す。どれだけ傷ついても、夜が深くても、必ず明日はやってくる。
2位以下のランキングはこちら
「第5回未来屋小説大賞」にもノミネートされた雨穴『変な家』や、ユーチューバーのコムドット やまとによる『聖域』など、SNSやネットで話題の作品が上位に食い込んでいます。
9月25日に「王様のブランチ」ブックコーナーで紹介された、岩井勇気『どうやら僕の日常生活はまちがっている』もランクイン。
- 2位:渋谷直角『世界の夜は僕のもの』
- 3位:雨穴『変な家』
- 4位:コムドット やまと『聖域』
- 5位:純猥談編集部(編)『純猥談 私もただの女の子なんだ』
- 6位:山田孝之(作・朗読)『心に憧れた頭の男』
- 7位:カツセマサヒコ『明け方の若者たち』
- 8位:桜瀬彩香『長い夜の国と最後の舞踏会 1 〜ひとりぼっちの公爵令嬢と真夜中の精霊〜』
- 9位:岩井勇気『どうやら僕の日常生活はまちがっている』
- 10位:伊坂幸太郎『ペッパーズ・ゴースト』