国1バイパス、宮脇ICのほど近く、掛川市葛川にある、和菓子屋「もちや」。
創業約200年の、伝統あるお店の名物は、「振袖餅」。
掛川市出身の友人も、よく利用するそう。
掛川市の老舗和菓子屋さん「もちや」
お店は、つまごいリゾートの北西、国1バイパス宮脇IC付近にあります。
「もちや」は創業200年の老舗。
東海道掛川宿で、茶店(お茶や軽食などを提供する、旅人の休憩所)として営業をはじめたのがはじまりだそうですよ。
駐車場
記念写真を撮るのにも良さそう!
駐車場は充実していて、よほどのことがなければ「停められない!」ということはなさそう。
看板商品の振袖餅
看板商品は、甘さ控えめのあんこを、薄いお餅で包んだ「振袖餅」。
昔は平らな形をしていて、それが着物の振袖に似ていたことから、「振袖餅」という名前がついたと言われています。
文久三年弊店の西北にあたる処に 諸病平癒の観世音ぼさつありき。
遠近の老若男女毎日参詣に来れり。
その帰途弊店の細長き餅を土産として持ち帰りけるに世人の好評あり、かつ振袖形に似ておりしゆえ 諸人これを呼んで振袖餅と謂えり。
弥次喜多道中を書きし十返舎一九 先生が京都に向う折、この振袖餅 を買い求めし事もあり。
東海道を 旅する人々の慰めの一つとなり、或は諸大名御買上の光栄にも浴せり。
諸人の厚意を深く感謝して弊 店末代迄猶一生懸命となり振袖餅 の名を汚さぬ様つとめるなり。
慶応二年四月十日
遠州国佐野郡山口字葛川
餅屋弥八識之
価格は、値段 1個¥140、6個入¥840、10個入¥1400 (税込)。
この日は、ばら売りが売り切れだったので、6個入りを購入しました。
持ってみると、想像以上にずっしりとした重さ。
振袖というだけあって、もっと軽いお菓子かと思っていました。
中には、振袖餅がぎっちり詰まっています。
今回は、緑色のうぐいす色とノーマルな白色。
春らしいですね。
普段はきなこと白色が入っているそうです。
あんこはちょっと塩気を感じる、コクのある甘さが上品な、優しい味。
ふわっと柔らかいお餅が、あんこの美味しさを引き立てます。
保存料を使っていない、昔ながらの作り方なので、賞味期限は翌日まで、と短いですが、それでも買う価値アリ!です。
もちパイとあまったれだんご
掛川市出身の友だちオススメの「もちパイ」と「あまったれだんご」。
写真を撮る前に息子に食べられてしまいました…。
菓子処もちや
和菓子
掛川市葛川228-1
9:00~18:30
定休日 水曜日 第三日曜日
駐車場 有
創業200年ほどの掛川の老舗和菓子屋
振袖餅ともちパイが人気
pic.twitter.com/RSQREwBODx— ハチミツボーイ@浜松グルメ (@Rrhpk455Y) February 28, 2016
もちパイは、甘さひかえめのあんこを、サクサクしたパイ生地で包んだお菓子。
あまったれだんごは、よもぎとみたらしの2種類です。
「もちや」へのアクセス
住所 | 掛川市葛川228−1 |
営業時間 | 9時~18時30分 |
定休日 | 水曜日、第3木曜日 |
駐車場 | あり |
おわりに
掛川のお土産として、自分へのご褒美に…ぜひ江戸時代から受け継がれる「振袖餅」を食べてみてくださいね!
朝つきたてのお餅をより楽しむには、午前中の来店がおすすめです。
近くでもうひとつお土産を買いたいなら、だんごの大竹屋さんがオススメですよ。
掛川市、国1バイパス宮脇IC近く、一方通行の道のその先に、昔から愛され続けるお団子屋さんがあります。 掛川市には、「もちや」や「もち金」など、もち菓子が有名な和菓子屋さんが多いのですが、だんごと言えばココ!なのが大竹屋さんです。 掛[…]