もちがつおの季節はいつ？浜松市や湖西市で食べられる魚屋さん

「かつお」好きにはたまらない、「もちがつお」。

その名のとおり、もちもちした食感が特徴です。

浜松市や湖西市に来たら、ぜひ食べてみてほしい、旬のお魚です。

もちがつお（鰹）とは？

「もちがつお」と図鑑で調べても、出てきません。

それもそのはず。

「もちがつお」は、「浜名湖周辺の地域独特の方法で処理した本がつお」のことをそう呼んでいるんです。

その処理方法とは、漁師さんが釣ってすぐに一本ずつシメて血抜きして冷やすこと。

そうすることで、かつおが死んだ後も硬くならずに、もちもちの状態が数時間だけ続きます。

「もちがつお」は名前のとおり、もちもちとした食感が特徴。

他の魚のお刺身では味わえない、想像を絶するほどのもちもち食感なので、お刺身好きの方にはぜひとも味わってほしい、ローカルフードです。

もちがつおの季節はいつ？

「もちがつお」は、４月半ばから７月初旬にかけて、新居港や舞阪港で水揚げされます。

ただし！

毎日とれるわけではないので、水揚げがあるかどうかはその日にならないとわかりません。

水揚げがあると、昼過ぎに競り（せり）が行われ、早いところでは15時ごろからお店に並びます。

「もちがつお」は、その日の晩ごはんごろまでしか、もちもちが続きません。

時間が経ってしまうと、ただの「かつお」になってしまうので、配送に時間がかかる地域では食べられない、港が近い浜松市・湖西市ならではの味覚です。

もちがつおは秋にも売ってる？

かつおは、春と秋にとれる魚というイメージが強いですが、残念ながら「もちがつお」に関しては春にしか店頭に並んでいるところを見かけたことがありません。

もちがつおが食べられる時間はいつ？

「もちがつお」が食べられるのは、競りが終わって店頭に並ぶ15時すぎ～その日の夕方くらいまで。

時間がたつとただの「かつお」に戻ってしまうので、できるだけ早めに食べるのがオススメです。

入荷すると、店先の看板やのぼり旗でPRしている魚屋さんが多いので、近くをとおりかかったらぜひチェックしてみましょう。

もちがつおの美味しい食べ方

お疲れさまでーす❗

浜名湖で今朝上がったばかりのもちもち鰹と共に♥️

刺身おかわり。好きすぎるし😂 pic.twitter.com/iflQ7yi3xA

— ベルリング:*:♡ぼちぼちと☺️ (@bellringss) May 2, 2019

地元の人は、スライスしたにんにくと一緒に食べたり、にんにく醤油で食べることが多いです。

もちがつおが購入できるお店

浜松市や湖西市に住む人にとっては、季節の風物詩ともいえる「もちがつお」。

1週間ちょい前、15分ほど歩いただけで「もち鰹あります」の店に3軒遭遇。今年は豊漁らしいし、今度ひさしぶりに食べてみようと思っていたら、あっという間に雨の季節に突入。今夜は風もすごい。 pic.twitter.com/5qreP2h9eh

— 浜松百景 (@hamamatsu100) June 14, 2022

そんな「もちがつお」が購入できるお店を紹介します。

下で紹介するほかにも、「もちがつお」を扱っているお店はたくさんありますが、「もちがつお」は死後硬直がはじまる前に食べなくてはいけないので、港近くの魚屋さんで取り扱っていることが多いです。

反対に、港から離れている魚屋さんで扱っているお店は少ない印象です。

湖西市で「もちがつお」が購入できるお店

もちがつおがあるかどうかは、お店により、日により異なります。

仕入れ状況は、電話やSNSで事前に確認するのがオススメですよ。

浜松市で「もちがつお」が購入できるお店