第4回未来屋小説大賞の大賞&受賞作品のあらすじを一挙紹介!

第4回未来屋小説大賞 ノミネート作品のあらすじ

第4回未来屋小説大賞の入賞作品と大賞作品についてあらすじや感想を紹介していきます。

・大型ショッピングセンターを中心に出店している未来屋書店で働く従業員の中から選りすぐりの読書好きが選考
・「次のベストセラー作を生み出し、広く世に紹介しよう!」と選考
・前年9月~当年9月までに出版された作品が対象
・毎年12月下旬に大賞発表

大賞:『52ヘルツのクジラたち』/町田そのこ

2021年本屋大賞受賞作品。
北村匠さん主演で映画化。
孤独な女性と虐待されている少年が未来へ踏み出すものがたりです。
SOSの声はなかなか届かないかもしれない。
でも誰にだって絶対に特別な誰かがいるはず。
どうせ誰もSOSに耳を傾けてくれない、そんな方に読んでほしい一冊です。
「わたしは、あんたの誰にも届かない52ヘルツの声を聴くよ」
自分の人生を家族に搾取されてきた女性・貴瑚と、母に虐待され「ムシ」と呼ばれていた少年。
孤独ゆえ愛を欲し、裏切られてきた彼らが出会う時、新たな魂の物語が生まれる。
注目作家・町田そのこの初長編作品!

2位:『看守の流儀』 /城山 真一

「このミステリーがすごい」で『ブラック・ヴィーナス 投資の女神』で大賞を受賞した、城山 真一による作品。
ひと癖もふた癖もある受刑者との交流、刑務所内の部署間の対立、刑務官としての矜持――。
加賀刑務所を舞台に繰り広げられる、刑務所ミステリー。

3位:『あの日の交換日記』/ 辻堂 ゆめ

交換日記、懐かしい響きですね。今の小学生もやったりしてるのかなぁ。
本書は、誰かと誰かが交わす交換日記の短編連作です。
最後に明かされる謎に、いつ、どうやって騙されたのか確認せずにはいられないはず!

「クラスの大杉寧々香を殺します」
私は先生との交換日記にこう書いてみた。その時の先生の反応は?

手書きの日記で交わされる、謎&感動満載の1冊!

4位:『ザリガニの鳴くところ』 /ディーリア・オーエンズ

家族に見捨てられて一人で湿地で生きる女の子の生涯と、殺人事件が絡みながら、話が展開されていきます。
あまり翻訳モノは読まないのですが、中高生にも読みやすいようなわかりやすい文章で、すらすら読むことができました。

ノース・カロライナ州の湿地で男の死体が発見された。人々は「湿地の少女」に疑いの目を向ける。6歳で家族に見捨てられたときから、カイアは湿地の小屋でたったひとり生きなければならなかった。読み書きを教えてくれた少年テイトに恋心を抱くが、彼は大学進学のため彼女のもとを去ってゆく。以来、村の人々に「湿地の少女」と呼ばれ蔑まれながらも、彼女は生き物が自然のままに生きる「ザリガニの鳴くところ」へと思いをはせて静かに暮らしていた。しかしあるとき、村の裕福な青年チェイスが彼女に近づく…みずみずしい自然に抱かれて生きる少女の成長と不審死事件が絡み合い、思いもよらぬ結末へと物語が動き出す。全米500万部突破、感動と驚愕のベストセラー。

5位:『透明な夜の香り』 /千早 茜

調香師と秘密を抱えた家事手伝い…好きな設定です。
香りは癒しだけでなく、時として思い出したくない過去を思い出す凶器にもなりますね。

元・書店員の一香がはじめた新しいアルバイトは、古い洋館の家事手伝い。
その洋館では、調香師の小川朔が、オーダーメイドで客の望む「香り」を作る仕事をしていた。人並み外れた嗅覚を持つ朔のもとには、誰にも言えない秘密を抱えた女性や、失踪した娘の手がかりを求める親など、事情を抱えた依頼人が次々訪れる。一香は朔の近くにいるうちに、彼の天才であるがゆえの「孤独」に気づきはじめていた――。
「香り」にまつわる新たな知覚の扉が開く、ドラマティックな長編小説。