・公務員試験は独学で受かる?
・公務員試験、独学で勉強する人にオススメの参考書
・はじめの一歩~公務員講座の資料請求~
公務員試験の大前提。筆記試験の合格方法は「〇〇」
公務員試験(筆記試験)の合格方法を一言で伝えるとするなら「公務員試験は過去問題をひたすら問いて正解率を上げれば、筆記試験を突破することができる」です。
法律や教養科目‥試験内容が広い公務員試験ですが、筆記試験は選択肢から正解をひとつ選ぶだけ。職種を選ばなければ筆記試験突破は難しいものではありません。
法学部ではない人も、センター試験対策をしたことがある人なら教養科目でつまずくことはそんなにないと思います。
センター試験を受けたことがないという人は、教養科目を1から勉強する必要がありますが、「試験に出やすいところ」というのがあるので、過去問題集をひたすら説けば、ある程度のレベルまでは到達できそうです。実際に、大学受験をしたことがないけれど、国家一般職に合格した友達がいました。
また、教養科目のみで受験できる公務員試験やSPI3で受験できる市役所試験が増えてきているので、短期間の勉強や独学で合格できるケースも珍しくありません。民間企業と併願受験をする人も増えています。
・現役公務員が考える「公務員試験、難易度ランキング」
公務員予備校のメリット
公務員試験を受けようと思って、まず検索してみるのは「参考書」か「予備校」ではないでしょうか。 今回は「予備校」のお話です。あなたはを何をもとに公務員試験予備校を選びますか? 試しに、公務員試験予備校のホームページを見てみると、随[…]
半強制的に勉強しなければいけない環境ができあがる
当たり前の話ですが、公務員予備校には「なんとなく試験勉強をしている人」は1人も居ません。通っている全員が「合格するために」通っていました。
そんな人たちと同じ教室で勉強していると、他の受講生が勉強している姿が目に入ってくるので、自分だけ勉強しないわけにはいかなくなります。
カリキュラムに沿って勉強していけばいい
学生であれば、学校行事・学校の試験・民間の就職活動…、社会人でしたら仕事・家事と公務員試験対策以外にもやらなくてはならないことがいっぱいありますよね。
公務員予備校に通えば、公務員試験合格者を多数輩出したノウハウが詰まったカリキュラムを提供してくれるので、「どこを重点的に勉強すればいいのか」「どの科目にどのくらいの勉強時間を割いたらいいのか」など悩むことなく、初日から勉強に集中することができます。
テストで自分の力を確認することができる
面接対策や論文対策ができる
公務員試験対策で、特に面接対策は筆記試験対策より重要です。筆記試験を突破しても、そこから最終合格までの倍率が2倍を超えることはよくあるからです。
また、筆記試験よりも面接を重視している自治体も多く、中には「リセット方式」と言って、筆記試験の点数は加味されない自治体もあります。
公務員試験の情報が豊富
どの公務員試験で、過去どんな問題が出て、どんな学歴の人がどれくらい合格したのか。近年の採用ではどんなところが変更されていてるのか。筆記試験で出てきそうな問題は何か。
もちろんこのブログも含めて、インターネットにもたくさん情報は出ていますし、本屋さんに行けば公務員試験対策の本を買うこともできますが、公務員予備校は情報の鮮度と量が桁違いです。
精神面での支えがある
公務員試験も含めて、試験勉強は孤独です。その点で、同じ目標に向けて頑張っている仲間と出会えるのが予備校の魅力です。
時には競争したり、時には助け合ったり、時には慰めあったり、怠けそうなときはお互いに奮い立たせてみたり…私はここで、一生モノの友達に出会うことができました。
公務員予備校のデメリット
費用がかかる
たとえば国家総合職・国家一般職・地方上級の公務員試験を受ける場合の費用は、約30万円。教養試験だけで受けることができる市役所や警察官・消防士の場合は、約10~20万円です。(ただし、たとえば大原の全日制は専門学校扱いになるため、年間約90万円程かかります)
・【口コミ】公務員予備校の費用はどれくらい?高いのか安いのか、コスパで考えてみよう
独学で勉強するメリット
費用がかからない
地方上級や国家公務員を受験しようとすると、公務員予備校に通うと約30万円ほど費用がかかりますが、参考書を自分で揃え、独学で勉強する場合は10万円もかかりません。
自分のペースで勉強することができる
基本的に予備校は「短期間で合格する」ために通う人が多いので、「働きながら何年もかけてじっくり試験対策をしたい人」は独学で勉強した方が自分のペースで勉強できます。
「仕事や学業で、夜間しか勉強することができない」人は、夜遅くまで開講している予備校を選ぶか、独学で勉強することになります。
独学で勉強するデメリット
最新の試験情報を入手するのが難しい
コロナウイルスで試験が延期になっていたり、今年から採用試験の内容や重視するポイントが変わっていたり…公務員試験は、時代に合わせて少しずつ変化しています。もちろん募集要項はホームページなどで公開されているので自分で情報を集めることもできますが、予備校に通うと試験日程が重複した場合に「自分はどちらを受験した方が合格確率が高いのか」、プロの目で見て相談に乗ってくれるのが心強いです。
また、多くの試験で時事問題が出題されますが、毎日流れる膨大なニュースや新聞を読んで自分で対策をするのは、政治に明るくないとかなり難しいです。
面接対策ができない
自分で試験戦略を立てる必要がある
「この試験は、この分野の問題が多く出題される傾向があるから、ここを重点的に勉強しよう」「この教科は苦手だけど、出題される可能性は低いから、基礎知識だけ習得しておけばいいや」などの試験戦略も、独学の場合は、自分で立てて試験に挑む必要があります。
強い意志がなければ続かない
今の勉強方法が正しいのかわからない、今年受かるかわからないけれどやるべきことはたくさんある。
公務員試験を受ける人の中にも独学の人もいれば予備校に通ってる人もいて、ふと公務員試験から目を離すと試験を受けない人たちが青春を謳歌している‥。
そうじゃなくても、ほとんどの人は楽な方へ楽な方へと向かってしまいますよね。公務員試験の筆記試験は、過去問題集を繰り返し解くだけで合格できるけど、それが本当に難しい。
だから、誘惑に負けない強い意志がないと独学は難しいです。