現役公務員女子が「公務員試験を受ける人」「公務員になったばかりの人」にお伝えする赤裸々ブログ

副業できない公務員のためのわかりやすい「ふるさと納税」

こんにちは、現役公務員のゆーこです。

ゆーこ
節税対策として話題の「ふるさと納税」、みなさんやってますか?
「手続きがめんどくさそうだから、やったことがないけど、興味はある」
「ふるさと納税のことをよく知らないけれど、周りに聞くのは恥ずかしい…」
「来年から働く。1年目からふるさと納税をしたい」
今回は、そんなふるさと納税初心者の方のために、「ふるさと納税」についてわかりやすくまとめてみました。
piyo
もちろん、公務員でなくても「ふるさと納税」にチャレンジしてみたいって人には参考になると思うので、ぜひ読んでみてくださいね。

そもそもふるさと納税って?

ゆーこ
「自己負担は2,000円だから、ふるさと納税した方がお得だよ~」と周りに勧められたことってないですか?

ふるさと納税は、

  1. 自分が応援したい市町村に
  2. 実質2,000円の自己負担で
  3. 寄付ができちゃう&お礼の品ももらえちゃう

制度のこと。

piyo
1と3はなんとなくわかるけど、2について詳しく知りたいな
ゆーこ
りょーかいしました!
たとえば、「年間の給与収入が300万円」「独身」の場合、実質2,000円の自己負担で28,000円まで寄付することができます。
「実質2,000円の自己負担」というのは、28,000円を応援したい市町村に寄付して、寄付金控除の手続きをすると、26,000円分だけ、納めるべき税金(所得税と住民税)が減るということです。
式にまとめると、このとおりです。
  • 28,000円(寄付金額)ー2,000円(自己負担額)=26,000円(税金が安くなる金額)

「自己負担は2,000円だから、ふるさと納税した方がお得だよ~」とあなたに勧めてくれた人は、このことを言っていたんですね。

ちなみに、返礼品(寄付をするともらえるお礼の品)が寄付金額の30%の値段だとすると、

  • 28,000円(寄付金額)×0.3=8,400円

となり、8,400円分のお礼の品がもらえるということになります。

ゆーこ
8,400円から自己負担の2,000円をひくと、6,400円分の商品がタダでもらえるということになりますから、ふるさと納税はかなりお得な制度ですね。

どうして導入されたの?

ふるさと納税が導入された理由は大きく分けて2つ。

  1. 少子化などで財政難にあえぐ自治体を支援するため、出身地や応援したい地域を選んで寄付できるようにした
  2. 生涯を通じた受益と負担の観点

2については、キーワードだけではわかりにくいので、詳しく説明します。

たとえば、地方出身のAさん。

出身地の自治体で医療や教育などの住民サービスを受けて育ちますが、就職で都市部に引っ越しするとします。

そうすると、Aさんは、出身地の自治体ではなく、就職した都市に税金を納めるなります。

出身地の自治体は、せっかくAさんにお金をかけてサービスを提供してきたのに、税収が得られませんでした。

反対に、Aさんが就職した都市は、今までAさんにお金をかけていませんが、税収を得ることができました。

そんな自治体間の不公平感をなくすために、ふるさと納税が作られました。

ふるさと納税の上限金額

piyo
さっき「年間の給与収入が300万円」「独身」の場合、実質2,000円の自己負担で28,000円まで寄付することができるって言ってたけど、「子どもがいる人」や「年間の給与収入が700万円ある人」はどれくらい寄付できるの?
ゆーこ
ふるさと納税の上限金額については、「ふるさとチョイス」のシミュレーションが一番わかりやすくておススメだよ。
かんたんシミュレーション」では、家族構成と世帯収入を選択するだけで控除上限額(目安)が出るし、実質負担2,000円でできる寄付金額上限の目安を示した表も掲載されています。
もっと詳しく知りたいよ!という人向けに「控除上限額シミュレーション」も用意されていて、「源泉徴収票」や「確定申告書の控え」もとに社会保険料・生命保険料・医療費控除・住宅借入金等特別控除の金額を入力すると、詳しい金額を知ることができます。

ふるさと納税の手続き

ふるさと納税のサイトから寄付をする

piyo
googleで「ふるさと納税」って検索すると、たくさん出てくるよ…?どこがいいのかなぁ
結論から話すと、「応援したい自治体が特にない」「とにかくお得にふるさと納税がしたい」という人には、楽天ふるさと納税がオススメです。その理由は、楽天カードユーザーなら最大30%ポイント還元されるから。
ゆーこ
お礼の品がもらえて、税金が安くなって、さらに楽天ポイントまでもらえちゃうんです。
その他の、オススメふるさと納税サイトはこちら。
  • ふるなび(Amazonギフト券還元)
  • さとふる(オリジナルのお得な返礼品がある)
  • ふるさとチョイス(利用者数No.1)

もちろんこれ以外にもふるさと納税サイトはたくさんあります。

「応援したい自治体がある!」という人は、自治体のウェブサイトで受け付けていれば、そこからふるさと納税してあげるのが一番ベスト。ふるさと納税サイトからふるさと納税をすると、その分自治体が手数料を仲介業者に払わなくてはいけないので、できれば自治体のウェブサイトから直接申し込みをしてあげましょう。

ワンストップ特例制度を利用するor確定申告をする

piyo
ふるさと納税をすると、何かと手続きがめんどくさそうだよね…ほら、確定申告とかさ…
ゆーこ
そんな方のために、「ワンストップ特例制度」が用意されています。
ワンストップ特例制度が利用できる人は、
  • もともと確定申告をする必要がない、給与所得者の人 ←公務員はここに含まれます
  • 1年間の寄付先が、5自治体以内であること
    ※1つの自治体に複数回寄付しても、1と数えます。
  • 住宅ローン控除の初年度の手続きや、医療費控除などがなく、確定申告をする必要がない

以上の方たちです。

ワンストップ特例制度を利用すると、寄付先の自治体があなたに代わって、住んでいる自治体に控除の通知を送付してくれます。

ワンストップ特例制度を利用する人は、「ワンストップ特例制度申請書」と「本人確認書類」、「マイナンバーを証明できる書類(マイナンバーカードや通知カード、マイナンバー入りの住民票等)」を寄付自治体に提出します。

ワンストップ特例制度の注意点

ゆーこ
簡単に控除の手続きができる「ワンストップ特例制度」ですが、注意点もいくつかありますので解説しますね。
  1. 複数回申し込んだ自治体には、その都度ワンストップ特例制度申請書を送る必要がある
  2. 前年の1月1日~12月31日に寄附を行ったふるさと納税について、申請書類と必要な書類を、翌年の1月10日までに寄附先の自治体に提出する必要がある
  3. 医療費控除や住宅ローン控除初年分などは確定申告を行わないと税控除されない
    →ワンストップ特例ではなく確定申告でふるさと納税での寄付金税額控除を申請する必要がある
  4. 確定申告を行うと、ワンストップ特例制度による控除は無効になる
    →確定申告には、各自治体が発行する「寄付金受領証明書」が必要になる
  5. 控除は全額翌年の住民税から控除される(所得税の還付はない)

手続き忘れや、書類の紛失には注意しましょう。(「ワンストップ特例制度申請書」や「寄付金受領証明書」は寄付先の自治体で再発行が可能ですので、万が一紛失した場合には問い合わせてみてくださいね)

自分が勤めている自治体に寄付?

公務員として地方自治体に勤務していると、たまに所属している自治体から、「(市外に住んでいる職員は)自分が勤めている自治体に寄附しよう!」「親戚や市外に住んでいる人に、自分の自治体への寄付をお願いして」と言われることがありますが、私はまったく気にしなくてもいいと思っています。

応援したいと思えるような自治体や、返礼品が魅力的な自治体には、自然と寄付金が集まってきます。

ゆーこ
ふるさと納税の担当者にはぜひ、身内へのPRに力を入れるより、魅力的な自治体になるにはどうしたらいいか、魅力的な返礼品は何か、について考えてみてほしいものですね。