浜松市・湖西市の延喜式内社|古くからある、由緒ある神社を一覧にまとめてみました

  • 2022年2月11日
  • 2023年2月25日
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延喜式内社とは、簡単に言うと、「古くからある、由緒正しい神社」のことです。

浜名湖周辺の「延喜式内社」を一覧でまとめてみました。

浜松市・湖西市の神社を巡りたいけど、どこを巡ったらいいの?

というときの参考にしてみてくださいね。

延喜式内社について、詳しくはこちらの記事で解説しています。

 

浜名郡五座

弥和山神社

「ミワヤマ」と読みます。

現在の社は、浜松市北区三ヶ日町只木にある「只木神明宮」です。

英多神社

「エタ」と読みます。

現在の社は、浜松市北区三ヶ日町にある「浜名惣社神明宮」です。

猪鼻湖神社

「イハナコ」と読みます。

現在の社は、湖西市新居町新居にある「諏訪神社」か、浜松市北区三ヶ日町にある「猪鼻湖神社」か、という説があります。

大神神社

「オオムワ」と読みます。

現在の社は、湖西市新居町中之郷にある「二宮神社」です。

角避比古神社

「ツノサクヒコ」と読みます。

遠江国で2つだけの大社のひとつです。(もうひとつは、島田市の敬満神社)

現在の社は、湖西市新居町新居の「湊神社」か、湖西市新居町新居「諏訪神社」か、浜松市北区細江町の「細江神社」か、という説があります。

敷智郡六座

岐佐神社

「キサ」と読みます。

現在の社は、浜松市西区舞阪町の「岐佐神社」です。

許部神社

「コベ」と読みます。

現在の社は、浜松市中区八幡町の「浜松八幡宮」か、と言われています。

津毛利神社

「ツモリ」と読みます。

現在の社は、浜松市南区参野町「津毛利神社」です。

息神社

「オキ」と読みます。

現在の社は、浜松市西区雄踏町の「息神社」です。

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曽許乃御立神社

「ソコノミタテ」と読みます。

現在の社は、浜松市西区呉松町の「曾許乃御立神社」です。

賀久留神社

「カクル」と読みます。

現在の社は、浜松市西区神ヶ谷町の「賀久留神社」です。

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引佐郡六座

渭伊神社

「イイ」と読みます。

現在の社は、浜松市北区引佐町井伊谷の「渭伊神社」です。

乎豆神社

「オツ」と読みます。

現在の社は、浜松市北区細江町中川の「乎豆神社」です。

三宅神社

「ミヤケ」と読みます。

現在の社は、浜松市北区引佐町井伊谷の「二宮神社」ではないかと言われています。

蜂前神社

「ハチサキ」と読みます。

現在の社は、浜松市北区細江町の「蜂前神社」です。

須倍神社

「スヘ」と読みます。

現在の社は、浜松市北区都田町の「須倍神社」です。

大殺神社

「タイセチ」と読みます。

現在の社は、浜松市北区引佐町三嶽の「三嶽神社」か、と言われています。

 

麁玉郡四座

於侶神社

「オロ」と読みます。

浜松市浜北区於侶の「於侶神社」か、と言われています。

多賀神社

「タカ」と読みます。

浜松市浜北区尾野の「多賀神社」か、と言われています。

長谷神社

「ナカタニ」と読みます。

浜松市浜北区堀谷の「六所神社」か、と言われています。

若倭神社

「ワカヤマト」と読みます。

浜松市東区笠井町の「春日神社」か、と言われています。

長下部四座

長野神社

「ナカノ」と読みます。

大甕神社

「オオミカ」と読みます。

登勒神社

「トロ」と読みます。

猪家神社

「イケ」「イノヘ」と読みます。

浜松市南区東町の「椎河脇神社」か、と言われています。

長上郡五座

大歳神社

「オオトシ」と読みます。

浜松市東区天王町の「大歳神社」か、と言われています。

邑勢神社

「オオセ」と読みます。

浜松市東区大島町の「邑勢神社」か、と言われています。

服織神社

「ハトリ」と読みます。

現在の社は、浜松市東区豊町の「服織神社」です。

朝日波多加神社

「アサヒハタカ」と読みます。

浜松市東区半田町の「六所神社」か、と言われています。

子倉神社

「コクラ」と読みます。

浜松市東区白鳥町の「子安神社」か、と言われています。

浜松市で古いお寺はどこ?

神社については、「延喜式内社」を見れば、古くからある神社がわかりますが、お寺については、文献に残っているものは極めて少ないです。

浜松市南区にある「頭陀寺」は、『日本三代実録』(日本の平安時代に編さんされた歴史書)に記載があり、平安時代にはすでに存在していたことがわかります。

参考

『浜松市史1』

『静岡県史』

國學院大學研究開発推進機構 21世紀COEプログラム「神道と日本文化の国学的研究発信の拠点形成」