あなたは1日どれくらい本を読んでいますか?
1日どれくらい本を読みたいですか?
時間があればもっと本を読みたい!
毎日仕事と生活でなかなか本を読む時間がない
という人も多いはず。
今回は、そんな人のために、本を読む時間がなくても本を読む方法を紹介していきます。
みんなはどれくらい読書してる?
読書時間をどうやって作りだすか考える前に、まずは「ふつうの人」がどのくらい読書をしているのか見てみましょう。
「日本人は本を読まない!」
「若者の活字離れ」
と叫ばれて久しいですが、実は、小学生(4〜6年生)は月に約12.7冊の本を読んでいます。
ところが、中学生5.3冊、高校生1.6冊と年齢を重ねるにつれて読書量は減っていきます。
社会人になると、1ヶ月間で書籍(単行本、文庫、新書)0.6冊(単行本、文庫、新書)。
(2017年 毎日新聞「第71回読書世論調査」より引用)
ところが、楽天ブックスが2018年に実施した調査では、「ビジネスに貪欲で、起業・副業を経験している人」のほうが、読書時間が長いという結果が出ています。
また、「Business Management Degree」がまとめたところによれば、1日30分以上の読書をしている人の割合が、富裕層は88%であるのに対して年収3万ドル以下ではたったの2%。
つまり、忙しい中でも読書時間を持つことはできるということ。
読書時間を確保する方法
あなたはどんな1日を過ごしていますか?
「忙しくて読書する時間なんてない!」という人でも、意外とスキマ時間は多いんじゃないでしょうか。
スマホを遠ざける
「2019年版:スマートフォン利用者実態調査」の結果によると、10代の男性でスマホの利用時間が最も多かったのは「3時間以上4時間未満」。
20~30代男性で「2時間以上3時間未満」、50代男性で「1時間以上2時間未満」。
女性の10~30代では「3時間以上4時間未満」がもっとも多かったそうです。
仕事や生活を維持する上で0にするのは無理だとしても、この中のちょっとだけでも読書に避ければ、読書時間は飛躍的に確保できるようになると思いませんか?
「Detox」「スマホをやめれば魚が育つ」「UBhind」などのスマホ使用時間を管理できるアプリもオススメです。
電子書籍リーダー(Kindleなど)を買う
スマホを遠ざけました。
さぁ、このスキマ時間を読書に活用しましょう。
通勤時にスマホをいじることが多かった人は、Kindleなどの読書専用端末を買うのがオススメです。
確かに、スマホにも電子書籍のアプリはあるんですが、ほかのアプリや通知が気になって読書に集中できないことも。
「アプリや通知があっても読書に集中できる!」
という鋼の精神を持っている人以外は、ぜひ電子書籍リーダーを手に入れましょう。
これで、電子書籍で通勤のスキマ時間にスマホに邪魔されることなく本を読むことができるようになります。
本を耳で聴く「オーディオブック」を活用する
「満員電車の中で本は読めない」
「自動車通勤なので、通勤時間は読書できない」
という人は、本を耳で聞ける、オーディオブックを使いましょう。
オーディオブックについては、「老眼で読書が辛い人『必見』!年齢を重ねても読書を楽しむ方法とは」で紹介していますので、参考にしてみてください。
本の要約サービス「flier」を使ってみる
もっと本が読みたい!という人は要約サービスを使ってみましょう。
「YouTubeの要約動画を聞けばいいよ」という方は、ちょっと危険。
YouTubeで本を要約している動画は、著者がチェックしているわけではないので、情報の正確性に欠けます。
要約サービスについては、「本を読む時間がない人【必見】本の要約「flier(フライヤー)」とは?悪い評判もチェック」の記事で解説していますので、参考にしてみてくださいね。
図書館で人気の本を借りる
図書館で人気の本を借りてみるのもオススメです。
図書館で人気の本を借りようとすると、ずいぶん待ちますよね。
「待つのがイヤ…」という方も多いはず。
でも、長い時間待てば待つほど「せっかく借りたんだから読まなきゃもったいないな」という気持ちになって、読書がはかどるものです。
「今どんな本が話題なのかわからない…」という人は、書評媒体で影響力があると言われている「王様のブランチ」をチェックするのがオススメです。
「王様のブランチ」の記事では、最新のランキングから、王様のブランチで特集された本まで、様々な本を紹介しています。
読書環境を整える
さて、読みたい本を手に入れたら、次は読書環境を整えましょう。
読書をするときって、通勤時間以外だと、夜寝る前だったり、やることがなくてゴロゴロしているときだったりしますよね。
そんな読書タイムを充実させるアイテムを紹介します。
目に優しいデスクライト
うつ伏せクッション
ずっとうつ伏せで本を読んでいると、肩と背中がバキバキ。
腕もしびれてくる…。
そんな経験ありませんか?
そんな悩みを解決してくれたのがこのクッション。
読書のおともを用意する
読書のおともを用意して、読書したい環境をつくるのもオススメです。
わたしは、ロッテの「えらべる!定期便わくわく3500円バラエティコース 」というお菓子の定期配送サービスを利用しています。
読書記録をつける
本を読んだら、ぜひ読書記録をつけてみましょう。
読書記録に便利なアプリは、「年間400冊読むブロガーおすすめ!読書管理アプリを徹底比較。読書メーター、ブクログ、ビブリ」の記事で紹介しています。
読書記録と言っても、固く考えなくても大丈夫。
「何を記録に残そう」と考えながら読んで、実際に記録(アウトプット)することで、本の内容が記憶に残りやすくなります。
同じ本を何度も読み直さなくちゃいけない…ということも少なくなります。
本を読むモチベーションを維持する
本を読む気が起きないときもありますよね。
そんなときは、本のコミュニティーに参加するのがオススメです。
わたしは「ブクログ」や「読書メーター」を利用しています。
自分よりももっともっと本を読んでいる人や、作家に詳しい人、スキマ時間にコツコツ読んでいる人…たくさんの方がいらっしゃいます。
本を読む気が起きないときは、いま手にしている本が、今の自分に合っていないのかも。
そう思って、いろいろな人のレビューを見て、面白そうな本を探しています。
本を読んだら読みっぱなしはもったいない! 読書管理アプリに登録して、読んだ本の記録をつけたり、読書家の人とオススメの本の情報交換をしたりして、楽しみませんか? シオン ノートや手帳で読書記録をつけるのもいいですが、操作[…]
自分では選ばない本を手に取ってみる
本屋さんや図書館に行くと、毎回行くコーナーが決まっている。
まったく見たことがないコーナーがある。
なんて方は、「選書サービス」を利用してみるのもオススメです。
新たな本との出会いにもつながって、読書欲がふつふつと湧いてきますよ。
本との出会いが人生を変える 本が売れない時代 と言われながらも、毎年80,000冊というたくさんの新刊が発売されます。 でも、10才から80才まで毎日1冊読んでも25,000冊、一週間に一冊だとしたら、3,700冊ほどしか[…]
おわりに
忙しくても本を読む方法を紹介してきました。
あなたの読書ライフの充実に、少しでもお力になれたら嬉しいです。