はじめようバレットジャーナル!やり方とオススメの本

  • 2021年9月24日
  • 2021年10月29日
  • 手帳
バレットジャーナルのはじめ方

こんにちは、pitsuです。

メモが好きで、思いついたことは手帳に書き留めるようにしています。

でも、せっかく手帳に書いたのに、情報が管理しきれなかったり、優先順位がつけれなかったり、他のコトに気が散って集中できなかったりして悩んでいました。

そんな長年、手帳迷子だった私が、出会ったときに衝撃を受けた「バレットジャーナル」という手帳術を紹介します。

 

バレットジャーナルとは

バレットジャーナルは、ライダー・キャロルさんが編み出したノート術です。

彼は、ADHDという発達障害があり、気が散ってしまいTodoリストがなかなか片付かないと悩んでいました。

そんな中編み出したバレットジャーナルは、スケジュールやタスク管理人に悩む人にはうってつけの手帳術で、世界中の人がこの手帳術を活用しています。

ちなみに、バレットジャーナルは、

  • バレット(Bullet):箇条書きにつける記号
  • ジャーナル(Journal):「日記」「日誌」

という意味を持っています。

バレットジャーナルには何を書くの?

結論、なんでも書いてOKです。

わたしは、やることリスト(Todo)、考えたこと、テレビで見た美味しそうなレストラン、毎日続けているダイエットやストレッチの記録など、とにかくなんでも詰め込んでいます。

バレットジャーナルのメリット

すべてのことを1冊のノートで管理できる

「手帳が好きで、たくさん買い集めたけれど、情報がいろいろなところに分散して管理が難しい…」

「いざ書こうと思ったら、ノートが手元になかった」

そんな悩みを持つ方に、バレットジャーナルはピッタリの手帳術です。

「スケジュール帳(仕事・プライベート)」「日記」「メモ帳」…様々なことがノート1冊で管理できます。

1冊のノートで管理するので、「あれどこに書いたっけな」ということもありません。

たまにノートを見返すと、「こんなアイディアがあったんだ!」というような気づきも生まれます。

自分の時間が増える

バレットジャーナルを使って、仕事・育児・家事をすべて管理、記録できるようになりました。

すべての予定を管理できるので、効率よく予定をこなすことができます。

「何かやらなきゃいけないけど、何をやるんだっけ…」

「何かしたいと思ってたんだけど…」

とボ~っとする時間も減り、自分の時間を増やすことにつながりました。

自分を見つめなおすことができる

バレットジャーナルを使っていると、何を優先してすべきか、常に考えるようになりました。

時間、お金、体力…やれることには限りがあります。

「本当にしたいことは何かな?」

「これは他の人にお願いしよう」

「これは次の日に繰り越してまでやるべきことかな?」

「これはいつか時間があるときのアイディアとして残しておこう」

頭の中に浮かんだTODOやアイディアを全て書き出すことで、自分を見つめなおし、物事の優先順位をつけるクセがつくようになりました。

心と頭がスッキリする

わたしは頭がいい方ではありません。

なので、予定やTODOが詰まってくると、混乱したり、最悪忘れてしまうことがあります。

バレットジャーナルは、情報をすべて書き出すので、重要でないことは頭から排除でき、今本当にやらなければいけないことだけに全力で取り組めます。

シオン
仕事をしているのに、明日のプライベートの予定が気になってモヤモヤする…というようなことがなくなって、今目の前にある物事に集中して取り組めるようになりました。

自信がつく

バレットジャーナルは、日々TODOを書き出して、それを消していきます。

TODOリストが消えていくと嬉しいですし、達成感もあり、自信につながります。

「今日はこれができたから、明日はこれにチャレンジしてみよう」

「次はこうしてみよう」

と未来に視線が向きます。

バレットジャーナルに必要なもの

「ノート」と「ペン」。

以上です。

シオン
はじめたいときにパッと始めれるのがいいね!

ノート

ノートも、専用のものじゃなく、100均で売っている大学ノートでもOKです。

ドット罫や、方眼のものだと、線が引きやすいのでオススメですが、無地や横罫でも大丈夫。

大きさも、自分が使いやすい大きさなら、なんでも自由です。

ページ数も自由ですが、厚すぎず、薄すぎずのものにしましょう。

シオン
お気に入りのノートを選びましょう!

専用のものがほしい人は、こんな手帳がオススメ。

\ 豊富なカラーが魅力 /

\ 手書きをもっと楽しみたいなら /

お気に入りが見つかる!バレットジャーナルのおすすめノートと選び方」では、オススメのノートと、ノートの選び方についてもっと掘り下げて紹介しています。

ペン

シオン
ペンもなんでも大丈夫ですが…
快適な手帳ライフを送るために、
  • インクの乾きが早い
  • 裏移りしない

ペンをオススメします。

バレットジャーナルの基本は「ラピッドロギング(=素早く記録する)」なので、まずは手元にある黒1色ではじめてみましょう。

バレットジャーナルのやり方

バレットジャーナルに必要な、基本的なページはこちら。

  1. 目次
  2. フューチャーログ
  3. マンスリーログ
  4. デイリー

順番に解説していきます。

ノートの右下にページ番号を書く

まずはノートの下準備。

ノートの1ページ目から、ページの下部にページ番号を書いていきます。

ちょっと手間ですが、次で説明する「目次」で役立ちますので、30くらいまでは書いておきます。

目次をつくる

バレットジャーナルのやり方

どこに何を書いたかわからなくならないように目次を作ります。

ノートの前から4ページくらいを、目次に使います。

縦に数字を書いていって、その横に内容を書きます。

シオン
細かく目次を作りすぎてもわかりにくくなるから、あとで見返さないページは目次に書くのをやめるのがオススメだよ。

フューチャーログをつくる

フューチャーログ(年間予定)には、月ごとの予定や、やることリストを書いて中長期的な予定を管理します。

3ヶ月で1ページを目安に書くことが勧められていますが、好きなレイアウトでOK。

その月に予定しているイベントやTODOを書いていきます。

シオン
日付がわからない予定は日付を書かなくて大丈夫。

マンスリーをつくる

バレットジャーナルのやり方

マンスリー(月間予定)には、毎月の予定とその月のTODOを記入していきます。

フューチャーログ(年間予定)を見て、その月にしなければいけないことがあれば、書き写します。

デイリーに落とし込む

バレットジャーナルのやり方

デイリーには、毎日その日の予定やTODO、出来事を箇条書きで書いていきます。

マンスリーログ(月間予定)からその日にやらなくてはいけないことを書き写します。

シオン
デイリーは目次には記入しない方がいいよ

バレット(キー)を使いこなす

バレットジャーナルは、疲れていても忙しくても書けるように、

  • ラピッド(素早く)
  • ロギング(記録する)

「ラピッドロギング」という方法で書いていきます。
箇条書きで、なるべく簡潔に書いていこう

ラピッドロギングでは、バレット(キーとも呼びます)を使います。

基本のバレット

まずは基本のバレットを覚えて、慣れてきたら自分が使いやすいようにアレンジしていきましょう。

・ やること
〇 できごと
ー メモ
* 重要なこと
! ひらめいたこと
シオン
わたしは「△(やるかどうかわからないこと)」「?(あとで確認すること)」などのオリジナルバレットを併用しています。

TODOを管理する

TODOを終えたり、他の日に移動したりするときには、「・」を次の|に上書きします。

× 完了・・・TODOを終えたら
> 移動(→でもOK)・・・他の日や翌月に繰り越したら
< 予定に入れる・・・長期の予定に変更したら
 打消し線・・・する必要がなくなったら

カスタムコレクションを作る

基本的なページを作り終えたら、自分で自由に作るページ「カスタムコレクション」をぜひ書いてみましょう。

「カスタムコレクション」には、コレといった決まりはありません。

シオン
自分が重要だと思ったことをまとめておきます

たとえば、

  • 勉強の進捗管理
  • 旅行の行程表
  • 体重の変化やトレー人宇野喜六
  • 病気やケガの治療
  • 週間にしたいことのチェック表(ハビットトラッカー)
  • 旅行に持っていくものリスト
  • 読みたい本・読んだ本リスト

わたしは小さい子どもがいるので、日付とはじめて出来たこと(寝返りやあんよ…)を一覧にして記録しています。

参考書籍

この記事では、バレットジャーナルの基本的な使い方を紹介しています。

バレットジャーナル公式サイト」のほか、以下の書籍を参考にしました。

バレットジャーナルについて詳しく知りたい方は、参考にしてみてください。

\ 基本の1冊。公式ガイドブック /

\ 簡単でシンプルな手帳を目指すなら /

\ レイアウトを参考にしたいなら /

さいごに

バレットジャーナルは、しっくりくると、他の手帳が使えなくなるくらい、魅力を秘めた手帳術です。

  1. 現状を整理する
  2. 振り返る
  3. 改善する
  4. 将来に活かす

というサイクルが出来上がって、自分の過去・現在・未来を見つめなおすことができます。

「ノート」と「ペン」だけで始められるので、ぜひトライしてみてくださいね。

ノート選びで迷っているなら

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