現役公務員女子が「公務員試験を受ける人」「公務員になったばかりの人」にお伝えする赤裸々ブログ

今から間に合う?公務員試験合格に必要な勉強時間と体験談

こんにちは、現役公務員のゆーこです。

公務員試験に合格した人はどれくらい勉強したの?

どれくらい勉強したら合格できるの?

今から勉強をはじめても間に合う?

今回は、そんな公務員試験受験予定者なら誰でも気になる、「公務員試験の勉強時間」についてお話ししたいと思います。

この記事を読めば、きっと明日から安心して試験勉強に励めますよ。

 

公務員試験の平均的な勉強時間は?

インターネットで検索してみると、公務員試験について勉強時間の平均値や統計はありませんでした。

そこで、今回は大手予備校のカリキュラムはどれくらいの授業時間を設けているのか、から公務員試験勉強に必要な時間を考えていきたいと思います。

piyo
確かに、大手予備校なら受講生や合格者もたくさんいるし、「公務員試験に必要な勉強時間」の独自統計が取れるだろうから参考になりそうだね
ゆーこ
勉強時間を無駄に多くしたら予備校側にコストがかかるだけだし、かといって少な過ぎたら合格者を輩出できないから「これだけ勉強すれば合格を狙える勉強時間」を設定しているはずなんだよね。

例えば、公務員試験の大手予備校のひとつ、TACのカリキュラムを見てみましょう。以下が、TACで一番人気があるスタンダードコース「総合本科生」のカリキュラムです。

大学新3・4年生・既卒者・社会人向けイチオシコース、と紹介されていたので、多くの方はこれに当てはまるのではないでしょうか。

それでは、勉強時間を詳しく見ていきましょう。

講義にかかる時間

このカリキュラムでは、基本講義のほかに、演習や実力テスト、論文試験対策などが行われます。

講義は1回約180分。

講義を受講するためにかかる時間を算出すると次のようになります。

  • オリエンテーション 60分
  • 基本講義 180分×88回=15,840分=264時間

TACの基本講義では、「どの公務員試験でも出題され、出題数の多い重要科目(憲法、民法、行政法、ミクロ経済学、マクロ経済学、数的処理など)」を学習します。

  • 一般知識講義 180分×49回=8,820分=147時間

こちらは、学習範囲が広い一般知識分野の、頻出分野や出題が予想される分野についての講義。

ちなみに一般知識講義は学習状況に応じて、16回のコンパクトコースもあります。ちなみにコンパクトコースの場合は48時間で修了。

基本講義と一般知識講義を受講するだけで、312時間〜411時間となります。

ただし、ここにはあまり使わない労働法や刑法、経営学、社会学などを勉強する「選択講義」や難易度が高い「発展講義」などは含まれていませんので、これらが必要になる試験を受ける場合は、400時間では済まなくなります

復習・演習時間

上記の算出には、あえて演習の講義を含めませんでした。

piyo
ここにかかる時間は、人によって大きく差が出てくる部分だもんね
ゆーこ
この記事を読む必要もないような、よっぽど頭が良い人を除けば、講義を受けるだけで公務員試験合格するって結構難しいと思うんだよね。

公務員試験の勉強でも、高校受験や大学受験でも経験されてきたとおり、講義後の復習や演習が大切になってきます。

それでは復習や演習にはどれくらいの時間が必要になるのでしょう。

これは平均的な学力レベル、かつ法学部でも経済学部でもない私の、個人的な経験談になるのですが、講義時間と同程度または少し長いくらいの時間を演習等に割いていました。

ゆーこ
午前中講義を受けて、午後は演習と復習。直前になって講義がなくなったら1日演習、みたいな感じです。

つまり、講義とあわせると1000時間程度は勉強したことになります。

もちろん必要な勉強時間は個人の素質や受験する試験によって異なりますが、私が受験した筆記試験(国家一般、地方上級、市役所、国立大学法人、航空管制官)はすべて合格しましたので、一般的な学力の方は1000時間を目安に勉強してみるとよいのではないかと思います。

ただし、これはあくまで、「すべての教科の授業を受けて、復習をした場合にかかる時間」の算出です。

そのため、大学受験で各教養科目を十分に対策してきた人、大学で経済学や法学について専門的に学んできた人は、授業・復習にそこまでの時間をかけなくても大丈夫でしょう。

勉強時間だけにとらわれないで

ここまで公務員試験に合格するために必要な勉強時間についてお話ししてきました。

公務員試験、特に筆記試験は一般的に勉強すればするほど合格率は上がります。

が。

公務員試験にはみなさんご存知のとおり、必ずと言っていいほど面接試験があります。

面接試験のウェイトは各自治体によって異なりますが、近年は面接を重視する自治体が増えてきました

面接では、志望動機のほかに、「学生時代、力を入れたこと(=ガクチカ)」「趣味」「失敗した経験」など、受験生がこれまでどのように考え、どのように行動してきたのか質問されることがほとんどです。

たくさん勉強してきたけど面接で話せない人よりも、筆記試験はボーダーだけどコミュニケーション能力が高い人が合格することがあるのが今の公務員試験。

勉強してきたことが話のネタという方以外は、1200時間家に篭りきりで勉強するより、1000時間勉強して200時間人生を謳歌することをオススメします。(人によってはもっと勉強の比率を下げても良いかも…)

piyo
気分転換も大切だね

実際に私が通っていた公務員試験予備校では、自習室に缶詰めで勉強していた人よりも、最低限の勉強はしつつ休憩スペースで談笑したり、毎日遊びに行っていた人の方が合格率が高かったです。

わたしが実際にやっていた具体的な公務員試験対策や、試験にまつわるあれこれについては、「公務員試験の勉強方法はこれ!面接や服装対策まですべてお伝えします」の記事でもご紹介しています。

勉強時間だけにとらわれず、いろいろなことを経験しながら公務員試験にチャレンジしてみてくださいね。

まとめ

ここまで公務員試験合格に必要な勉強時間について考えてきました。まとめると、

  • 凡人が確実に合格するための勉強時間は1000時間大切なのはバランス
  • 勉強時間だけにこだわらないようにしよう

です。

公務員試験の勉強も、大学の学業も、遊びもバイトも大学生活も、ぜひ全部満喫して、悔いのない生活を送ってくださいね。