現役公務員が教える、公務員試験の【直前】面接対策「合格に必要なのは完璧な志望動機じゃなくて〇〇!」

ゆーこ
突然ですが、今までどれくらい面接を受けたことがありますか?
公務員試験一本でチャレンジしている人や、学生は、「まだ1回も受けたことがない」という方も多いのではないでしょうか。
社会人や就職浪人を経験された人の中には「20回以上受けたことがある」という方もいるでしょう。
その結果はどうでしたか?
「面接なんて落ちたことがないから、対策なんていらないよ」という人もいるかもしれませんが、この記事にたどりついていただいたということは、面接試験に対して何らかの不安を抱えているのではないでしょうか。
せっかく筆記試験を突破したのだから、最終合格まで掴み取りたいですよね。
というわけでこの記事では、公務員試験の面接対策について解説します。
・絶対に公務員になりたい!
・面接経験や成功体験が少なくて不安
・公務員試験の面接について知りたい
・志望動機や自己PR…準備はたくさんして、いよいよ明日面接試験を受ける

面接を重視する自治体が増えた理由

最近の公務員試験では、「リセット方式を導入する」「面接試験の配点を大きくする」という方法が導入されるなど、筆記試験を突破することはもちろんですが、面接試験を重視する自治体が増えています。

なぜだと思いますか?

公務員に必要なのは、ずば抜けて飛びぬけた学力よりも、「人柄」や「コミュニケーション能力」だからです。

実際に公務員として窓口に立つと、いろいろな市民の方がいらっしゃいます。
何かに困っていて相談に来られる方、行政に不満を持っている方、協力的な方・そうでない方、自治体関係者、議員、民間企業の社員…

一方で、不景気が続いているせいもあるでしょうか。仕事の成果が見えづらい公務員は、税金で給与を支払っている・安定した職業という理由で、市民から年々厳しい目で見られるようになっています。

そのため、対人面で優秀な職員を採用したいと考える自治体が増えてきています。
対人面での優秀さは筆記試験では測れませんから、面接試験が重視されるわけです。

地方公務員に比べると国家公務員は、思い切った面接重視の試験が少ないのですが、直接市民と対することが少ないからかもしれませんね。

【絶対合格】面接で伝えたいのは、あなたの人柄・長所

面接試験では、「志望動機を聞かせてください」「あなたの長所はなんですか」という2つの質問は、必ずといっていいほど聞かれます。

志望動機はもちろん大切ですが、それよりも大切なのは「あなたの長所」「人柄」です。

志望動機を思い浮かべてみてください。他の人と比べてどうでしょう?
なかなか点数をつけることは難しいですね。
志望動機は人と差をつけるのが難しいので、完璧な志望動機を作っただけでは、なかなか合格には結び付きません。

「長所」「人柄」はどうですか?
例えば、友達を思い浮かべてみてください。
この人が一番話が合う、この人よりもこの人が好き、この人は誰よりもこれが得意!
いろいろ思い浮かぶのではないでしょうか。

面接試験対策では、入退室のマナーや、姿勢、質問内容などいろいろ指導されるかと思います。

はっきり言わせていただきますね。
面接試験は、面接官に「この人と働きたい」「この人を部下にしたい」と思わせられるかがポイントです。それ以上でもそれ以下でもありません。
ノックの回数が普通と違っても、動作がぎこちなくても、緊張してうまく話せなくても、面接官に「この人と働きたい」「この人を部下にしたい」と思わせることができたなら、あなたの勝ちです。

ぜひ、あなたの長所や人柄を面接官に売り込んでくださいね。

直前の面接対策

この記事を読まれている人の中には、「明日面接試験を受ける」という人もいらっしゃるのではないでしょうか。
自治体研究、志望動機、自己PR…きっといろいろな準備をされてきて、いよいよ明日は面接試験。

いっぱい準備をしても、やっぱり不安ですよね。

ここからは、面接直前にできる対策についてお話しますね。

「笑顔」と「挨拶」は何よりも大事

面接の結果は、開始数秒で決まる、というのはよく聞く話です。実際に決めるわけでなくても、最初に「この人は受かるな」と思わせる人は受かることが多いですし、「この人は受からないな」と思う人は結果的に受からないことも多いです。

たとえば最初の挨拶のとき。目線が合わなかったり、声が小さいと、「やる気がないのかな?」と思われてしまいますので注意が必要です。
最初の挨拶が面接全体の流れに影響することもありますので、ハキハキと明るい表情で、自分から元気よく挨拶するようにしましょう。
もちろん最後の挨拶や、面接官以外の職員への挨拶も忘れないでくださいね。誰が採点しているかわかりませんよ?

面接で緊張するのは仕方のないことです。面接官もわかっていますので、安心してください。もっと言えば、面接官も緊張しているかもしれません。

「笑顔」と「挨拶」だけは忘れないようにしてくださいね。

 

ブレない自分の軸を持つ

面接って誰しも少しは緊張するものです。

私もいつも面接はガチガチ。せっかく完璧に志望動機を暗記してきたはずなのに、思ったように話せない…。そんなことがたくさんありました。

そんな私でも、いくつかの面接試験を突破することができ、今は職員として面接に関わる機会もあります。

そんな経験から、面接試験に合格するには「ブレない自分の軸を持つ」ことが大切だと思っています。

十分に準備して面接にのぞんでも、想定外の質問が飛んできたり、話したいこと・アピールしたいことを聞かれなくて焦ったり、緊張のあまり頭が真っ白になったりすることはよくあります。

あなたはどんな人ですか?

ぜひ、面接を受ける前にもう一度整理してみてください。

ブレない自分の軸があれば、たとえ拙い回答や発言であっても、発言に矛盾は生じません。

自分の軸がないと、発言に一貫性がなくなり、面接官に「言いたいことがわからない」「当てずっぽう」「いい加減」「自分の考えではなく、面接対策講座を引用しているだけ」と思われる可能性が出てきます。

「すごい人」を演じる必要はありません。無理して「コミュニケーションが高い人」を演じる必要もありません。
もしあなたの周りにそんな人が居たら、友達になりたいですか?

取り繕って今回は良くても必ずどこかでボロが出ますので、等身大の自分で望んでみてくださいね。

顎を1cm上げる

面接対策では、「面接官の目を見て」「目を見ると緊張するならネクタイの結び目を見て」とよく言われています。

ゆーこ
これって結構難しくないですか?
私は極度のアガリ症で人見知り。面接中は手汗がべとべと、面接官と目を合わせるなんてとんでもない!
学生時代の面接試験は「ネクタイの結び目を見ようとして、万が一目線が合ったらどうしよう…」「ネクタイを見てるってバレるんじゃないか?」と毎回不安でした。
そこで私がオススメするのが「顎を1cm上げる」です。
たとえば今、正面を見てみてください。
顎に意識を集中して、1cm顎を上げてみてください。正確に1cmじゃなくても、「ほんのちょっと」で大丈夫です。
なんとなく背筋が伸びて、自信のある表情になった気がしませんか?
面接は緊張して、普段どおりの表情が出せずに無表情になってしまったり、失敗して自信がなくなり目線が下がりがち。
そんなときはぜひ、「顎を1cm上げる」ことを意識してみてください。目線が上がると、表情も少し明るくなりますよ。
ポイントは「顎に意識を集中すること」です。
目に意識を集中すると、黒目だけ上がってにらむような表情になってしまったり、面接官の視線が気になってしまいますので、顎に意識を集中してやってみてくださいね。

もちろん、上げ過ぎは禁物です。

身だしなみに気を配る

これは言うまでもないとは思いますが、最低限身なりを整えることが必要です。

これは公務員試験の面接対策、というよりひとりの社会人として大切です。
面接官は「あなたの親しい友人」ではなく、「はじめて会う人」です。
身だしなみを見ることで、面接の質問だけではわからない、あなたの性格を知ることもあります。

自己PRで「私はいろいろなことによく気が回ります」と話している人が、シワシワのスーツを着て派手なマニキュアをしていたら…説得力がないですよね。

身だしなみは第一印象にも影響しますので注意が必要です。
気をつけたいポイントは以下の通りです。

  • 髪を切る・女性は髪に櫛をとおす
  • ヒゲを剃る
  • 爪を切る
  • ピアスを外す
  • スーツやシャツにはきちんとアイロンをかける
  • 柔軟剤の香りは控えめに
  • 靴は磨いておく

面接試験対策を見ると、よく「髪を茶色に染めない」という項目もありますが、ここではあえて挙げません。

地毛で茶色の方もいらっしゃいますし、私は転職組であったこと、黒髪だと暗い印象を与えやすいことから、暗めの茶色に染めて面接にのぞみました。
落とされたことはありませんでしたので、どの公務員試験もそこはあまりチェックポイントではないのかなと思います。

まとめ:自分の良いところを聞いてもらおう

ここまで、公務員試験の面接試験対策について書いてきました。

まとめると、

  • 用意してきた質問に正確に回答するよりも、あなたの人柄ら良さを伝えることが重要
  • 「笑顔」と「挨拶」は何よりも大事
  • ブレない自分の軸を作る
  • 「顎を1cm上げる」
  • 身だしなみに気を配る

です。

面接試験直前は、完璧な志望動機を目指すのではなく、どうやって魅力的なあなたを伝えるか、そこに注意してみてくださいね。