なぜ「公務員試験の結果は遅い」のが普通なのか?その理由や民間就職試験との違いを解説します

ゆーこ
公務員試験お疲れさまでした!
きっとこの記事を開いていただいた方は、もうすでに公務員試験を受験してその結果待ちなのではないでしょうか。
緊張して迎えた試験が終わり、次に気になるのはやはり試験の結果ですよね。
公務員試験は民間の就職試験と違って、すぐに結果の連絡がくるということは稀です。では、なぜ結果の連絡が遅いのでしょうか。「連絡がこない」「もしかして落ちたのでは」と焦ったり不安になったりしすぎないように、公務員の試験結果通知について、しっかりと理解しておきましょう。
この記事では、公務員試験の結果通知について、私の経験と、自治体で勤務している経験をもとに書いてみました。
少しでも、記事を読んでいてくださっている方の不安に寄り添えたら光栄です。
・公務員試験と民間の就職試験を併願している
・公務員試験の結果を待っている
・公務員試験を受ける予定で、合格通知について知りたい

公務員試験の結果通知

公務員試験は遅い、民間就職試験は早い

民間の就職試験を受けている方は、1週間以内に結果が届くというパターンが多いのではないでしょうか。
また、面接終了後に「結果については1週間以内にご連絡致します」と言われることも。
合格者には即日や数日中に結果が通知され、不合格者には1週間~2週間経った頃にお祈りメールが届く…。
私も学生時代には、民間一本で就職試験を受け、数えきれないくらいお祈りされましたので、公務員試験を受けた時は民間就職試験とのスケジュール感の違いに不安になることもたくさんありました。

民間就職試験では合格者には早めに連絡が来るけれど…?

民間の就職試験では、合格者には早めに結果連絡が届き、結果連絡が遅い場合は不合格だと思っておいた方がいい、というのがセオリーですね。

一方、公務員試験は一次試験の結果通知時期から最終試験の合格通知時期まで明確に決まっており、募集要項等でも公開されています。

例え合格者が決まっていても、決められている試験結果発表日前に結果通知が届くことはありません。また、合格・不合格に関わらず、一斉に文書で連絡、またはホームページで一斉に受験番号を公開することがほとんどです。

「結果通知が届かないから、落ちたかも…」と不安になりすぎず、結果を待ってくださいね。ジタバタしても、不安になっても、いまさら結果が変わることはありません。悟りを開いた気持ちで、のんびり結果を待ちましょう。

今後も試験を予定している場合は、気になるかもしれませんが、後悔しないようにぜひそちらの方に集中してくださいね。

公務員試験の結果通知が遅い理由

公務員の意思決定プロセス

民間企業で人事に携わっている友人に話を聞くと、面接官にある程度の裁量や決定権があるようです。

公務員試験はというと、たとえば公務員試験受験者Aさんを合格にするのにも、不合格にするのにも、上司の許可(決裁)が必要なんです。それにどうしてそういう決定をするに至ったのか、文書を作って根拠も添付しなければいけません。

行政が保管している文書は、そのほとんどが公開請求対象ですからね。「なんとなく」合格や不合格にするわけにはいきません。

また、多くの職員が意思決定プロセスに関わり、時には途中で修正が入ったりするので、最終決定まで時間がかかることが多いのです。

「役所は仕事が遅い!」と言われる理由のひとつでもありますね。

採用担当者が他の業務で忙しい

採用を担当している職員に限らず、様々な事業を並行して進めている場合がほとんどです。

例えば人事課(総務課)は、職員の給与・手当や、条例の改廃、選挙など…自治体の規模にもよりますが、非常にひろい範囲の業務を行っていますので、決して採用業務を軽んじているわけではないのですが、通知が遅れてしまう場合があります。

あえて通知を送るのを止めている

合格通知には、結果以外にも様々なことを載せなければいけません。

一次試験の合格通知ならば、次の試験の日程や会場、持ち物など。最終合格の通知だと、勤務初日のことや提出書類の書き方、配属先への連絡の仕方などを書いている自治体が多い様子。

まだ内容が未定の部分がある場合は、それが決まるのを待って通知を送る場合もあるでしょう。

志望率が高いから

「受かるかわからないけど、なんとなくこの会社の製品が好きだから、履歴書だけ出しておこうかな」
民間の就職試験を受けている方なら、一度は通ったことのある(通りそうになったことのある)道ではないでしょうか。

公務員試験は、例外もありますが「教養試験」と「専門試験」の問題を解く必要があります。
大学等でしっかり法律等を学んできた人や、一か八か鉛筆転がしで受験してみる人は別として、勉強時間がそこそこ必要になります。

だからこそ公務員試験は、民間就職試験よりも志望率が高い(内定辞退されるリスクが低い)んです。
「他の企業に内定者を取られてしまうかもしれない…」と焦る必要があまりないので、結果通知が遅くてもかまわないんですね。

公務員試験の結果通知が遅いときは

インターネットで検索すると、「結果通知が遅いときは、メールや電話で問い合わせをしよう」と書いてあるサイトが多かったのですが、公務員試験の場合はあまりオススメしません。

問い合わせがあっても、決まっていないものは決まっていないですし、決まっていたとしても問い合わせた人だけに情報公開日よりも先に結果を伝えることはできません。

ただ、募集要項に「〇月〇日発送の郵便で結果連絡」と記載があるのに、いつまで経っても結果が到着しない場合は、郵便事故の可能性もありますので問い合わせてみてくださいね。