婚姻届の本籍地で迷っている貴方へ。経験者が語る、やらない方がいい本籍地の決め方とは?

プロポーズした(された)!(←おめでとうございます!!)

さあ、いざ入籍しようかと、ゼクシィの付録でついてきた婚姻届を見てみる。

市役所の戸籍課で用紙をもらってくる。

慣れないA3用紙を広げて早速記入していく。

ふむふむ、夫と妻の氏名‥さらさら‥

住所‥さらさら‥

職業‥さらさら‥国勢調査?まぁ、窓口の人に聞けばいっか。

あ、保証人誰かに頼まないと!お父さんとお母さんでいいかな?

新しい本籍地‥?これは一体どこの住所を書けばいいの‥?

と、本籍地で悩む方が多いのではないでしょうか。

私もとっても悩みました。

そして、適当なところに決めてしまったのです…。あとで面倒なことになるとも知らずに…。

みなさんには同じ轍を踏まないでもらいたいので、今回は本籍地について解説していこうと思います。

 

そもそも本籍地とは何か

「本籍地」がなんなのか知るためには、まず「戸籍」のことについて説明する必要があります。

「戸籍」とは国民(つまり外国籍の人には戸籍がありません)の身分関係を公的に証明する制度のことです。

わかりやすく説明すると、A子さんのお父さん・お母さん、そのまたお母さんとお父さん、子どもが誰々ということを証明する証明書のこと。

もちろん全国的な制度なので、離婚や養子縁組をしても情報は引き継がれますし、一番古いもので明治のはじめごろまでの先祖をさかのぼることができます。

この戸籍を置く場所を「本籍地」と呼びます。

本籍地はどこに置くことができる?

結論から話しますと、(土地台帳に記載された住所であれば)日本全国のどこにでも本籍地を置くことができます。

インターネットで調べると、「皇居」や「大阪城」「阪神甲子園球場」に置いている人が多い、とありますが、戸籍システムの機能上、特定の地番にどれくらいの人が本籍を置いているか、というのを数えることができない場合が多いので、具体的な統計があるわけではなく、おそらくは誰かの「ここが多いんじゃないだろうか」という経験則からきているものだと思われます。

地番があればどこにでも設定できるので、北方領土や無人島に本籍地を置くことも可能です。

ちなみに富士山頂付近の郵便局や神社に本籍を置くことはできますが、富士山頂には地番がないので本籍地を置くことができません。

やらないほうがいい本籍地の決め方

新居の住所を本籍にする

ぽぽんた
「せっかくだから二人のスタート地点に本籍地を置こうか~☆」なんて安易に考えて、私は後日本籍地を移すことになりました。

特に賃貸住まいの方、短いサイクルで住所を移される方にはオススメできません!

新婚の時の住所って、何回か引越しを繰り返すと記憶から薄れがち。(え、私だけ?)

おじいちゃん・おばあちゃんになって戸籍を取得するときまで、本籍地を覚えている自信がある方はいいかも。

思い出の場所を本籍にする

新居の住所を本籍地にするのと同じ理由で、2人にとって思い出のある場所や観光名所などを本籍地にする方も増えているようなのですが、これもあまりオススメできません。

おじいちゃん・おばあちゃんになって戸籍を取得するときに、googlemapからその場所が消えてたら…果たして地番を思い出す自信はありますか??

本籍地を置く場所、オススメは…?

本籍地を決める上で大切なのは、「思い出が詰まっているところよりも、覚えやすいところ」に設定するということです。

婚姻届に本籍地を記入したからといって、すぐに本籍地を問われることはあまりありません。

でも年齢を重ねて、出産や相続、年金手続きなどのライフイベントが増えると戸籍を取得する機会も増えますので、長い時間経っても覚えられる場所にしておきましょう。

両家どちらかの実家の住所を本籍にする

婚姻するまで長く親しんだ実家の住所は忘れにくいもの。

実家が一軒家やマンションで、引越ししておらず、実家といえばここ!という住所がある方には、特におすすめです。

もし忘れても、実家に電話すれば確認できるしね!

住所が覚えやすい有名スポットの住所を本籍にする

「本籍地はどこに置くことができる?」で触れた「大阪城」や「皇居」は、有名スポットで将来消失する可能性が低く、覚えやすい番地のため、本籍地を置く場所として人気です。

ちなみに「皇居」は東京都千代田区千代田1番。

「大阪城」は大阪府大阪市中央区大阪城1番。

「甲子園球場」は兵庫県西宮市甲子園町1番です。

1番と町名くらいなら、覚えていられそうですね。

戸籍の取得、どこでも

現在、戸籍は本籍地だけでしか取得できませんが、2024年からは戸籍謄本や抄本が、本籍地以外でも取得できるようになる予定。

本籍地に自ら出向いたり、郵送で請求したりする必要がなくなるのです。

さらに本籍地以外で婚姻届を出すときや年金の手続きで、戸籍謄本の提出が不要になります。

すごい!

 

本籍地を忘れてしまったら?

もし、ぽぽんたみたいに本籍地をどこに置いたか忘れてしまった場合はどうしたらいいの?
ぽぽんた
住民票(本籍地・筆頭者が記載されているもの)で確認することができるよ。
ただし、住民票も証明書類ですので数百円の手数料がかかりますし、同じ世帯の人以外は委任状がないと取得することができません。
本籍地を設定した場所は忘れないようにする、というのがやはり大切です。

本籍地を変更したいときは

本籍地を変更したい場合には、役所に「転籍届」というものを提出します。(結構簡単に手続きが可能です)

ただ、やはり「戸籍」は身分関係を証明するものですので、何度も本籍地を変更することはオススメできません。

将来、相続や年金などで出生から死亡までのすべての戸籍が必要になった場合、本籍地を移動していればしているほど、取得するのに手間も金額もかかります。

出生から死亡までのすべての戸籍を取得する場合、本籍地をあまり変更していない人でも数千円の手数料がかかります。本籍地を移動するとその都度新しい戸籍が作られますので(一部例外はありますが)、その分費用もかさみます。

家を建てる、などその土地から動く可能性が極めて少ないときに本籍地を変更するようにしましょう。(もちろん変更しないというのもありです)

まとめ

少しは参考になりましたでしょうか。

まとめると、このとおりです。

本籍地にしないほうがいい場所

・新居の住所

・思い出の場所

オススメの本籍地

・両家どちらかの実家など、忘れにくい住所

・将来消失するおそれがない有名スポットで、住所が覚えやすいところ

一生に一度(にしたい)婚姻届、2人の新しい戸籍。

せっかくなのでたくさん悩んで、後悔のない本籍地を選択してみてくださいね。

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